神大寺入口交差点すぐ近くのバレエ教室。トコ・ル・クール・ドゥ・バレエ「トコバレエ」
初登場♪ほっぺ子が、お知らせします!
目次
トコ・ル・クール・ドゥ・バレエ 通称トコバレエ
神大寺入口の交差点近く、ずっと気になっていたピンクの大きな看板。
ありました、ありました。これです。トコ・ル・クール・ドゥ・バレエ、通称トコバレエさんです。
先生のご自宅がスタジオになっています。
お友達から噂を聞いて、ずっと気になっていたこちらのバレエ教室。
今回取材させていただきたいと申し出たところ、快くOKをいただきました。
ありがとうございます!
トコバレエってどんなところ?
ピンポーン♪
こんにちは、よろしくお願いいたします。
ほっぺ子さん、こんにちは!中本です。
笑顔でお迎えいただきました。
玄関には、先生の輝かしいお写真と、これまでの発表会の記録が。
いきなりですが、トコバレエさんについて教えてください。
どんなコンセプトのバレエ教室でしょうか。
そうですね。
まずは、私はバレエが芸術だということを教え子たちに知ってほしいんです。
バレエは総合舞台芸術と呼ばれてまして…
そうごう ぶたい げいじゅつ!…
ちょっとハードルが高い話…。
うふふ。
そんな難しくないです。
もちろん、習い事として楽しんでバレエを学んでほしいので、動きはもちろん、親御さんのニーズも組み込みながら教室を続けています。
良かった。
娘がバレエを始めたいと言っておりまして。
敷居が高かったらどうしようかと……。
ハードル上げてしまいましたね(笑)
是非ラフな気持ちで体験に来てみてください。
初めての方でも楽しめるように、一人一人に合わせてレッスンしていますからご安心くださいね。
ただ、最近多いのはバレエをエンターテイメントとしてとらえている方がいて…
おそらく、芸術の知識が教養のある方や芸術好きの方に限られてきているためかと…。
そういったものではなくて、トコバレエでは動きに加えて知識・素養も身に着けられるバレエを子どもたちに教えています。
バレエは総合芸術といわれるので、古典の音楽・美術・文学などの知識が必須なんです。
バレエを好きになってもらって、いずれ少しでもそういうものを学んだことで深みのある表現ができる子になって欲しいです。
そして、素養をつけることで人生に役立ててもらいたいですね。
素養、ですか。
確かにバレエをしてる子は、ちょっと気品を感じますね。
そう、インテリジェンスを備えたバレリーナに成長して欲しいですね。
一言でいうと、単にバレリーナではなくインテリーナかな。
単にかわいい洋服を着て踊るあこがれのバレリーナではなくて、そこに一人一人の個性が出る、深みのある芸術を楽しむバレリーナになって欲しいですね。
作品だったり、心情があって、動きの技術も意味を持ってくるので、それを楽しいと思ってほしいですね。
身体のトレーニングだけだと体操と変わらないですからね。
誰でもできるの?始めるタイミングは?
対象年齢はありますか?
あまり小さいとダメとか…
対象は、女性・女の子ならだれでも大丈夫です!
小さくても早くても全然問題ありません。
2歳から通っている子もいますよ。
まずはこんな音楽があって、こんな雰囲気の場所があるんだ!と感じるところから始めてもいいと思います。
逆に、大人になってから始められる方もたくさんいらっしゃいます。
人生にプラスアルファの楽しみとして通われている方が多いですね。
始めるのは早ければ早いほど良いですか?
バレエ独特の表現の仕方なんかは、幼稚園~小学校低学年くらいから始めるとスッと身体に入りますね。
少し大きくなると頭で考えてしまったりするので、感性みたいなものは早いほうがいい。
でも、頭で考えてしまう年齢でも、レッスンを重ねると気にならなくなるので、本人のやる気次第で何とでもなるところですね。
バレエ経験のない保護者ですが…
実は、私自身バレエを知らないので、親として子供のバレエにどうやって関わればよいのかわからなくて心配です。
そうですね。
ストレッチとか体調管理なんかは、ある程度大きくなれば自分でできてきますから、それよりも芸術に触れさせる機会を持ってあげてほしいですね。
音楽でも舞台でもいいので、芸術を実際に体験して一生忘れられないような瞬間を持っていると、人生が変わると思います。
ニューヨークで学んだ先生
先生は4歳から始められたそうですが、バレエで悩んだりした時期は無かったですか?
10代後半の時は、自分の中でせめぎあっていた時もあります。
本格的にプロのバレエ学校に行ってからですね。
学校がニューヨークのマンハッタンにあり、世界トップのバレリーナやグラミー賞受賞者やモデルになった子とかがいて。
ナタリーポートマンの旦那さんも学校にいましたね。
おお。すごいところに…
そんな環境だったので次元が違う世界に入ってしまった気がして。
子供のころは徐々に体力がついて、技術や趣向も培っていけるのだけど、その頃は毎日バレエ漬けじゃないと体が動かないレベルの上、バレエで何をしていきたいのか迷ってしまって…
でも、そのころライバルたちがすごすぎて見えなくなっていたんですが、落ち着いてみると、自分のやりたいことはその人たちと違うんだということに気づきました。
先生のやりたかったことというのは踊るだけではなかった?
バレエのとらえ方が似ていても、やっぱり人それぞれ違う。
私自身は踊るだけではなく、作品を作るのが好きで、もちろん作品にも好みがあります。
こうゆうのがやりたいんだ!という思いが強くあります。
発表会について
発表会について教えてください。
発表会は、人前で自分の努力や成果を発表する自己表現の場であり、協調性を学ぶ機会でもあります。
子どもたちにとっても、保護者にとっても大切な記念日となりますので、毎年全員が参加されています。
芸術作品としてできるだけ高い水準のものを体験できるように、私オリジナルの解釈やストーリーを加えた、今までにない新しさのある作品を制作してきました。
今年は教室開設10周年を区切りに「穂坂バレエ団(Hosaka Ballet Group)」を立ち上げ、より芸術を追求した作品発表を行う予定です。
8月に桜木町の「神奈川音楽堂」で、題材は『ドン・キホーテ』ですが、セルバンテスの生涯と作品を掛け合わせたものを考えています。
トコバレエ の生徒は、みんな附属教室生として参加予定です。
たくさんの方に観に来ていただけたら嬉しいです。作品発表会をご覧になりたい方は、ご連絡ください。
また、現在「穂坂バレエ団アートサポーター」として芸術研究会に参加していただける方を募集しています。
スキルは問いません。文学、美術、音楽、演劇、照明、建築、衣裳など興味がある方と直接意見交換をし、芸術研究をたのしみたいと考えています。
地域の方には是非参加していただきたいですし、遠方で直接参加できない方には研究レポートをお送りしますので共有していただきたいです。
興味ある方はお気軽にご連絡くださいね。
穂坂バレエ団メールアドレスはこちら↓
先生からのコメント
これからバレエを始める方、迷ってる方にメッセージをお願いします。
まずはバレエを好きになって欲しいですね。
そして、「努力して、やっとできた」というやりがいを大切にして欲しいです。それが後々大人になって、人生において辛いことや苦しいことに直面しても「あの時、心も体も頑張れた自分がいる」というのが、礎(いしずえ)になると思います。
辛いときもあるけど、好きだから何とか乗り越える。
そういったことを繰り返していくことで、踊りも人間としても深みが増していきます。本当の芸術家の方々は、そういう深い表現をされているんです。
いずれ生徒にも深みを持った人間になっていただきたいですね。
最後に…
とことん真面目なバレエ談を語る中本先生ですが、レッスンはとても楽かった。
しっかり指導がありますが、ちょっと厳しい言葉の後には、コミカルに笑わせてくれたり……バランスが素晴らしい。
先生なら子どもも安心して預けられます。
"パーティーに参加するからドキドキした気持ち"や、"いたずらっ子の顔で"など、とっても面白い表現も織り交ぜながらバレエを教えてくださいます。
そして、今回取材をさせていただいた初級クラスさん。
皆さん上手にご挨拶をしてくださいました。
一番年少さんが5歳とのこと……こんなにしっかりできるものなのかと驚きましたが、この雰囲気の中で、自然に培ったのでしょう。
いくつかバレエ教室を見た中でトコバレエに感じたのは、利益優先・月謝を取るためのお教室とは違う、素敵なお教室でした。
ということで、神大寺にあるトコバレエさん。おすすめです!
トコ・ル・クール・ドゥ・バレエ
この記事を書いたひと
地域にお住まいの方々
神大寺片倉にお住まい・関係する皆さんからいただいた、掲載希望情報をアップしています。
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