川美せんべいの「せんべいの作り方」と「魅力」を紹介します!<神大寺小学校4年4組 総合学習>

川美せんべいの「せんべいの作り方&魅力!」

こんにちは。

神大寺小学校4年4組です。

私たちは、総合の授業で川美せんべいの「せんべいの作り方」と「魅力」を調べました。

川美せんべい 神大寺店

場所 横浜市神奈川区神大寺1-42-20

営業時間 8:30~16:30

定休日 日曜日

電話 045-491-2144

SNS http://www.teyaki.net/

せんべいの作り方

【せんべいの生地】

ここでは、生地のことについて紹介します。

まず、「川美せんべい」のせんべいの形がきれいな秘密を教えます。

「写真1」を見て下さい。

写真1

せんべいの形がとてもきれいです。

せんべいの形がきれいなのは、お米を細かく粉にしてから生地を丸くしているからです。

こうすることで、おせんべいのつぶつぶの感じがなくなるそうです。

次に、「写真2」を見て下さい。

写真2

丸い機械があります。

この機械は焼く前におせんべいを温める機械です。

生地の温めは、おせんべい作りで一番大切なことです。

店長の石川さんがおせんべいの作り方を教えてもらうときに、一番初めに温めの作業を教えてもらったそうです。

焼く前におせんべいを温めることで、焼く時に厚みやふくらみがでるそうです。

温める時には、温める温度と時間が大切です。

120度で、1時間30分温めます。

温める時間や温度によって、おせんべいの厚みやふくらみが変わるそうです。

毎回この温度で温めるのではなく、気温によって温度や時間を変えています。

また、焼く前に温めて焼くことで、おせんべいに残っている水分がぬけるそうです。

水分が抜けることで、よりパリパリのおせんべいができるそうです。

このように、おせんべいの生地には、たくさんの秘密があり、工夫をして作り上げるという日本の工夫があります。

【焼き方】

せんべいは、合わせ網電気焼きがまで焼いています。

種類によって、焼く時間は違うそうです。

最初は長く焼き、その後20秒ごとに取り出し、様子を見て焼いています。

同じような焼き具合になるように、並べ変えたりひっくり返したりします。

焼いていると、すぐ焼き色がつき、ふくらんでいきます。

そのままにするとこげるので、こまめに様子を見ているのです。

同じように焼くと、全て同じ味になるそうです。

手で焼くと、全て同じ形にならず、1つ1ついい意味で形が少しずつ違ってくるそうです。

焼く手順も大事ですが、その前の温める作業の方が大事だと言っていました。

おせんべいを焼いている時の写真

【味つけ】

ここでは、味付けについて紹介します。

味をつける作業は生地を焼いてからします。

まず、たれをつける作業を紹介します。

味つけをするときには、はけを使います。

はけは馬の毛でできていて、特別に専門のところで注文しています。

おせんべいの種類によってたれをつける量は違います。

まんべんなくむらがないようにつけます。

味をつけている途中にうまくつけられているか目で見て判断します。

まんべんなくつけられていないなら、そのおせんべいにもう一度味をつけます。

味つけが終わったら、はけの毛がついていないか一枚一枚目で見てチェックします。

基本の醤油のたれは自家製で、醤油にお酒、砂糖、みりんなどを入れます。

みりんを入れると、粘りが出て、旨味やこくが出て美味しくなるそうです。

【乾燥】

乾燥について紹介します。

乾燥は味付けの後にやる作業で、乾燥させることでせんべいが湿気ないようになるのでとても大切な作業です。

乾燥はお店の奥にある「棚差し乾燥機」という機械の棚にさして、2〜3時間ほど乾燥させています。

また、乾燥中にせんべいとせんべいがくっつかないように、途中でせんべいの並びを変えるなどの工夫もあります。

【袋詰め】

袋詰めについて紹介します。

袋詰めは普段7人でやっています。

熱い状態で袋詰めをすると、水蒸気が出てしまいせんべいが冷めたところに水蒸気が染みて湿気てしまうので、冷ました状態で袋に入れます。

このように川美せんべいはいろいろな工夫をして美味しいせんべいを作っています。

川美せんべいの魅了!

【作り始めて25年‼︎石川さんについて】

石川さんについて説明します。

石川さんは2代目で、1代目から引き継いで手焼きせんべいを始めました。

石川さんは、おせんべいを買ってくれた人に「美味しい」や「また来たい」と思ってもらえるように作っていると言っていました。

そのために網を出すタイミングや、焼き加減に気をつけて作っているそうです。

また、お米100%で作りたいので、今もお米100%で作っているそうです。

手焼きせんべいのお店が少なくなってきているので、石川さんは「川美せんべい」を、手焼きせんべい屋さんが最後の1件になるまで続けたいと言っていました。

2代目店主の石川さん

〈豆知識〉

一人前になるまでに、10年かかったそうです。お父さんが作っている姿を見ながら修行しました。

川美せんべいについて調べて

私たち神大寺小学校4年4組は、「川美せんべい」について調べたことで、今まで知らなかったせんべいのひみつや作り方、お店の歴史や石川さんの思いを知って、もっと広めたいと思いました。

神大寺のまちにある魅力的なお店の一つとして、「川美せんべい」のことをもっと知ってもらいたいです。

川美せんべい 神大寺店

場所 横浜市神奈川区神大寺1-42-20

営業時間 8:30~16:30

定休日 日曜日

電話 045-491-2144

SNS http://www.teyaki.net/

この記事を書いたひと

横浜市立神大寺小学校 4年4組

神大寺小学校4年4組です。
私たちは、総合の授業で「川美せんべい」について調べました。

ーこの記事についてー
この記事は、子どもたちが自分たちで考え、取り組んだ総合学習の表現の場です。
4年4組の生徒さんは、自ら取材し、写真を撮り、権利の確認をし、この記事を書きました。また、この記事だけでなく自作ポスターなども制作しています。校内だけでなく地域のさまざまな所で見ることができます。
近隣にお住まいの方は、そちらの作品も探してみてください。

文部科学省<学習指導要領『総合的な学習の時間』>

目標

探究的な見方・考え方を働かせ,横断的・総合的な学習を行うことを通して,よりよく課題を解決し,自己の生き方を考えていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。

⑴ 探究的な学習の過程において,課題の解決に必要な知識及び技能を身に付け,課題に関わる概念を形成し,探究的な学習のよさを理解するようにする。
⑵ 実社会や実生活の中から問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め,整理・分析して,まとめ・表現することができるようにする。
⑶ 探究的な学習に主体的・協働的に取り組むとともに,互いのよさを生かしながら,積極的に社会に参画しようとする態度を養う。

文部科学省 学習指導要領『総合的な学習の時間』より

かんだいじナビは、地域に根ざしたメディアとして、地域の人たちに表現の場を提供しています。

かんだいじナビは、地域の方々へ表現の場を提供しております。

また、地域を舞台にした企画や個別の仕掛け作りのご相談を承っております。

「こんな事やあんな事したいんだけど…」とアイデアをお持ちの方、

「今年度の取り組みに何か実施したいんだけど…」とアイデア未定の方、

子どもも大人も関係ありません、どんな事でもお気軽にご相談ください。

皆さんのお役に立てるよう、精一杯お応えさせていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です