神大寺北町自治会 さんに、自治会の活動や想いを訊いてきました!

神大寺北町自治会

自分の住んでいる地域の自治会・町内会について知らないことって多くありませんか?

今回は神大寺4丁目全域で活動している、 神大寺北町自治会 の高須会長さんをはじめ防災部会・支え愛部会・デジタル広報部会、それぞれの部会の方にお話を聴くことができました。

神大寺北町自治会

まず、自治会や町内会ってどのようなことを行っているのか、参加している方にしかわからない部分がありますよね。

あくまでも参加は強制でないですが、会費もかかる、会議や集まりなどもあり面倒くさそうなどデメリットの部分を考えてしまう方も少なくないと思います。

私自身、自治会に対しての関心が薄かったこともありますが、今回のお話を通して、自治会参加のメリットも見えてきました。

神大寺・片倉には合わせて18の自治会町内会があります。

神大寺北町自治会のHPでは、活動計画、活動報告、回覧板が見ることができますよ♪

以前、記事にしているのでこちらもご覧ください。

ついに公式ホームページが始動!町内会の見える化を進める神大寺北町自治会

皆さん、自治会(町内会)に入っていますか? 神大寺には9つ、片倉にも9つの自治会(町内会)があります。 【神大寺地区】(順不同)神大寺東町町内会神大寺北町自治会むつみ…

防災部会

神大寺北町自治会 には、防災部、環境部、支え愛部、デジタル広報部、地域活性化部の5つの部会と、シニアクラブ、婦人会、子ども会、少年少女ソフトボール部などがあります。

まずお話をしてくださったのは、防災部会長の曽根さん。

神奈川区で開催されている地域づくり大学に参加し、そこで町会の方と出会い自治会に参加することになりました。

何かやるなら防災に携わることと決めていたそうです。

理由としては、防災活動で学ぶことは自分自身にも役立つから。

そして部会活動を行うなかで身につけた防災知識を町民の皆さんにも広げたいと思うようになった。と仰っていました。

万が一震災や火災、天災が起こってしまったときには、神大寺小学校と六角橋中学校にほかの自治会町内会と協力し対策本部を作り、そこへ届いた救援物資を配布する役割があります。

また、神大寺北町自治会のHPでは定期的に北町防災便りを発行していて、災害時どうすべきか、災害対策として日ごろからできることはなにかなど、役立つ情報が掲載されていますのでこちらもご覧ください♪

防災部会長 曽根さん

曽根さんはこんなこともお話されていました。

「そもそも自治会なんて誰も入りたくないもんだよ。面倒臭いし何が良くてやるんだか分からないでしょ。暇人が集まっているような雰囲気あるし、俺もそう思っていた。でも防災のことは自分事だからはじめてみたんだよ。それではじめてみたら、防災って結構役立つじゃん、これは自治会のみんなに知らせておこう。みたいになっていったんだよ」

曽根さんは終始、自治会活動は自分が始めてから楽しくなっていくもので、そもそも一般的な自治会の仕組みじゃ誰も参加してこない。

と話されていました。

自治会活動を見て「なんか楽しそうにやっているな」と感じて、はじめて自治会に興味を持ち始める。

確かに曽根さんの話を聞いているだけで神大寺北町自治会に興味が湧いてきた。

曽根さんのような方がいたら相談もしやすいだろう。

支え愛部会

月に1回、シニア倶楽部の会長さん・婦人会の会長さん・民生委員会長と民生委員お二人、計5人で、地域内でお互いが知っている情報の共有をしながら地域住民の見守り活動を行っている「支え愛部会」。

支え愛部会長の加藤さんは、神大寺地区の民生委員もしており過去には子ども会の役員や保健活動推進員も経験していたことがあるそうです。

地域での日々のお困りごとなどの情報をキャッチし、行政に繋げ寄り添って解決していく役割もあります。

中でも、年に1度、区内に住む75歳以上の一人暮らしの方あるいは、所帯全員が75歳以上の方たちの名簿を受取り、その世帯状況の確認掌握しその方々含め住民を見守っていくことが、もっとも民生委員の重要な役割と仰っていました。

神大寺に民生委員は12名いらっしゃるそうで、この12名で意見情報交換をし地域の皆様に役立てるように努めているそうです。

支え愛会長 加藤さん

さらに加藤さんも曽根さんの気持ちを共感していて、「住民のためにというのは大前提であり、自分が楽しめないと続かないし苦しくなっちゃうから楽しんで活動をしている」と仰っていました。

終始笑顔で話してくださった加藤さん、10年以上の地域活動経験を活かしながら、加藤さん自身が楽しんで活動している様子がお話から伝わってきました。

デジタル広報部会

従来、掲示板や回覧板で行ってきた地域での情報の発信の仕方を考え、デジタル化しようとできたのがデジタル広報部会です。

2021年にできた神大寺北町自治会のホームページもその一環です。

自治会ホームページには、各部会の活動報告や毎月の回覧、防災便りなどの閲覧、そして自治会長の想いを発信する会長ブログや神大寺の催しや景色を紹介する神大寺歳時記など、さまざまなコンテンツが公開されてるので是非ご覧ください♪

お話を聞かせてくださったデジタル広報部会の菊地さんは、神大寺北町自治会の副会長でもあります。

インドアなホームページ運営とは正反対で元々清掃や防犯パトロールなど外に出て汗を流すことがしたかったそうです。

ちょっと意外でした。

理由は「散々組織内で働いてきたため、1人で動ける活動をしたいと考えていたから」だそうです。

しかし、そううまくいかないのもまた自治会。

その中でも菊地さんは、見ている方が自治会全体像をイメージできるように、自治会ホームページを日々更新しているそうです。

デジタル広報部会 菊地さん

菊池さんは経験の中で、「自治会との関わりをある程度以上持つことはハードルが高いため、自治会に人は集まらない。そう割り切っている部分もある」とも仰っていました。

しかし、関わってきた以上もう1つ2つ、これからの自治会のために何かできないかと常に考えているそうです。

その中で、今後はYouTubeなどの動画投稿や、一方的な発信だけでなく双方向でやり取りのできるコンテンツを増やし、もっと充実したものにしたいと仰っていました。

これからの北町自治会のHPの進化がとても楽しみですね。

会長の想いとは

北町自治会長の高須さんは今後の活動に対して、お堅い活動ばかりでなく子供・家族でも楽しめるような、遊びに行く感覚で参加できるような活動をやっていきたいと仰っていました。

高須さんは非常に柔軟性のある方で、参加者への理解もお持ちの方でした。

「みんな仕事してるからね、行事や会議へ参加することが難しいという事はわかっている」と。

私自身自治会へのイメージは、お堅いし気難しいお年寄りが多いのだろうと思っていましたが、笑い声の絶えない明るく素敵な自治会でした。

最後活動に対する想いを訊いてみたところ、「隣近所での助け合いができるような街に、明るい地域をより明るく生活しやすい地域にするために活動している。」と仰っていました。

皆さん頷きながら高須さんの話を聞いていたのを見て、本当に楽しく活動されているんだなと感じました。

神大寺北町自治会長 高須さん

高須さんは、「自治会長ともなると小学校や、保安協会等ほかの協会などとの繋がりが増え、自然と肩書が20個くらいついてくるからすごく大変だ」とも仰っていました。

しかし、自治会長をやっていて一番の楽しみも教えてくれました。

それは、小学校に通学する子どもたちを見守っている時だそうです。

学援隊として、朝8時から交通整理を行っているが、孫をみているようで楽しい活動だと。

子どもたちと互いに声を掛け合いながら、挨拶を返してくれる子もいればそっぽを向いてしまう子もいて、そんな子どもたちの将来を考えると何かしてあげたいと思うよと仰っていました。

神大寺北町自治会は和やかな雰囲気なのはきっと、高須さんのような優しさにあふれた方が自治会長を務めているからなのだろうと感じました。

イメージしていた自治会とは違い、非常に驚きました。

現代ではご近所付き合いがメッキリ減り、隣の住民が何者なのか不透明なことが多く不安を感じる方もいらっしゃると思います。

いざという時にご近所で助け合えることのできる地域にしていきたいですね♪

若い方の参加はもちろん期待していますが、実は時間のある高齢者にこそ参加していただきたいという気持ちも大きいそうですよ。

7月には北町盆踊りの予定があるそうなので、街の掲示板や北町自治会HPをチェックしてみてくださいませ。

自分の住んでいる地域で、どのような方が、どのような活動を、どのような思いで行っているのか知っている方はあまり多くないのではないでしょうか?

北町自治会の方々の話をお伺いしていると、面倒くさいより楽しそうが勝るのかなと感じました♪

この記事をきっかけに少しでも自治会・町内会へ興味が湧いてもらえると嬉しいです。

また、自分のためになることも多いと仰っていたので、ご興味ある方は参加してみてはいかがでしょうか?

神大寺北町自治会

HP:神大寺北町自治会

お問合せフォーム:お問い合わせ

場所:神奈川区神大寺4丁目20-32

この記事を書いたひと

りょう

歩くのが好き。

この地域のこの街の今起きていること、これから起きることなど

お役立ち情報を発信していきます。

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