きっかけは「カフェを開きたい!!」こもれびカフェCOCO

こもれびカフェCOCO

2024年6月8日に学生ボランティアとして、こもれびカフェCOCOさんにお邪魔させていただきました。

今回大学の講義の一環でボランティアに参加しました。

元々あまりしゃべらない性格であること、普段体験しないことなので1週間ほど前から緊張していましたが、担当の方たちが非常に親切にして下さったこともあり楽しく活動することが出来ました。

お忙しい中皆様、本当にありがとうございました。

こもれびカフェCOCOとは?

左/地域コーディネーター 田中さん 右/こもれびカフェCOCO 小森さん

こもれびカフェCOCOは、2017年に神奈川区役所地域振興課区民活動支援センター主催の「みんなの居場所の作り方・楽しみ方」講座を受講した小森さんを含む10人によって発足し、翌年5月に初めてカフェが開催されました。

現在はスタッフ11名(男性2名、女性9名)で運営しています。

カフェを開業したきっかけは、「地域の人と交流できるカフェを開きたい!」から始まり、そこからケアプラザの人とタッグを組んで、障がいを持った方たちの居場所になるカフェを目指しています。

こもれびカフェCOCOの名前の由来は、「こもれび」は日の目があたりづらい高齢者や障がいのある方にも光(こもれび)を、COCOは「CO」Communication、「CO」Communityの頭文字をとったもので、”ここにある”という意味もかけています。

大切にしていること

カフェを運営する上で小森さんが大切にしていることは、「高齢者や障がいを持っている方に達成感を味わってもらうこと」だとお伺いしました。

例えば、お菓子作りの時間ではスタッフが作るのではなく一部 工程を任せたり、紙芝居をみんなの前で読むこともあります。

うまく読むことが出来なかったが、回を重ねるごとに上手に読めるようになった人もいます。

さらに「納豆体操」の時、前で踊る機会を作ることでみんなをリードしている雰囲気にさせることで「達成感を味わってほしい!」とおっしゃられていました。

また、「みんなと同じことを強要するのではなく、その人が好きなことをしても良い自由なカフェを目指していること」も大切にしていて、私がボランティアに参加していた時も、一生懸命練習したマジックを披露していた方を真剣に見る人もいれば、自分の好きなことに夢中になっている人もいました。

大まかな1日の流れ

私がボランティアとして参加したときのスケジュールを紹介します。

13:30カフェ開店
13:45ごろお菓子作り体験 (私が訪れたときはフルーツゼリーを皆さんと一緒に作りました)
14:00ごろ~歌 (懐かしの童謡から、名曲ビリーブを歌いました)
マジックショー、誕生日祝い (その月に誕生日を迎えた人(スタッフ含む)は前に出て、皆さんがお祝いしてくれます)
納豆体操 (曲に合わせて、いろいろな納豆を歌いながら体操をします)
15:00閉会

参加者の感想など

小森さんのご説明をうかがっている中でかつて普段は施設で退屈そうに過ごしているが、こもれびカフェに来てから喜ぶようになった高齢者がいらしたそうで、楽しそうにしている姿を初めて見て小森さんも高齢者の身内の方もうれしい気持ちでいっぱいになったそうです。

それだけでなく、障がいのある方の保護者や当事者からも楽しく、安心して参加できるとの声が上がっています。

あとがき

ここまでこもれびカフェCOCOさんについて紹介してきましたが、スタッフの平均年齢が75歳で、高齢化が進んでいます

若い世代の方たちも大歓迎です!!

また、障がいを持っている方やその知人もスタッフとして活躍することも出来ます。

こもれびカフェCOCOさんはどなたも優しい方たちで、温かい雰囲気で居心地の良い場所、また誰でも気軽に参加、楽しめるコミュニティーです。

100円で参加できるので皆様参加してみてはいかがでしょうか。

改めてこもれびカフェCOCOさんお忙しい中ボランティア、取材に応じてくださり本当にありがとうございました。

こもれびカフェCOCO

場所:神奈川区沢渡56-1 横浜市沢渡三ツ沢地域ケアプラザ2階 多目的ホール

開催日:毎月1回 第2土曜日

参加費:100円

電話番号:045-577-8210

詳しい営業時間やお休みは、沢渡三ツ沢地域ケアプラザさんにご確認ください。

この記事書いた人

神奈川大学ボランティア学習論での学生参加メンバー

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