この町の防災防犯について、少し考えてみませんか?【訪問セールス詐欺編】

こんにちは、先日「地震より怖い物・編」について投稿させて頂いた1丁目のウサギです。

今回は「訪問セールス詐欺」についてお話したいと思います。

1・訪問セールスは全て詐欺?

自宅にいると外壁リフォームや内装・屋根の補修等、様々な営業セールスが来ますよね。

もちろん立派なお仕事であり喜ばれる事も多々ありますが、困るのは「調査」や「通りすがり」を装って販売目的を隠しながら売りつけるパターン。

当然これは「事実の不告知」で違法なのですが、親切な対応をされるうちに相手のペースにはまってしまう可能性もあります。

明らかに最初の会話が不明瞭な場合や「営業ですか?」と聞いてYESなら即断ってドアを閉める、NOでも何の目的かを一番最初に追求しましょう

中には「善意でアドバイスしている」と言い張る人もいますが、不要な意思表示をした後には「再勧誘の禁止」も法律で定められていますので例え一方的にでも会話を終了させる事も必要です。 

2・相手の決まり文句を知っておく

「地元の業者です」「新たに参入したので実績をあげたい」等、いかにも安心感を出しつつ頑張ってるアピールをして来る事があります。

特に「この地区はお宅が最初なので限界まで安くします」のトークの後は追加料金の嵐で、最終的には通常以上の価格になる事も多く見受けられます。

本当に必要な工事や修理なら何社も比較するのが当然なので、粘られた挙句にその場で申し込んでしまう事だけはないようにして下さい。

逆に断っても帰らない場合は「不退去罪」という犯罪が成立します。もちろん断った瞬間にではありませんが、常識的に荷物をまとめる数分間以上で意図的に居座っていれば警察に通報するのが得策です。

ただしいきなり110番は気が引けると思いますので、各警察署に「生活安全課」という部署が用意されており、繋がればご自宅から最寄の派出所や交番へ指示対応をしてくれます。

それぞれのお住まいで異なりますので事前に調べておいて、困った時にその場でかけられるよう携帯電話等に入れておいて下さい。

もし長時間粘られたとしても、本当に警察に電話した時点で殆どの場合は諦めて退散します。

3・不要品の引取で有料なら「古物商」の許可が必要

よく軽トラックで家電や大型家具を無料で引き取りますと走っていますが、いざ依頼すると「これは有料です」「これに買い換えましょう」等と言われる事があります。

しかも呼び止めてしまった手前こちらに分が悪いと感じて、結局高額な出費を強いられるケースも。

ただし「有料=買取」なら上記の許可がなければ違法ですが殆どの場合は申請していません。

その代わり「運搬料」「手数料」などと様々な名目で要求してきた挙句、その粗大ゴミを然るべき手続きをとらずに不法投棄される事もあります。

その不法投棄された物が何らかの手段で持ち主が特定された場合、最悪その元所有者として撤去依頼や警告の連絡が来ます。

もちろん全ての業者が違法ではありませんが、とにかく近所や家族など周りの方によく相談してから検討するようにして下さい。

まとめ

詐欺の可能性が高い場合はとにかく「相手にしない」のが一番ですが、公共工事やボランティアを装って対応してしまった場合は素人でも良いので法律用語で対抗しましょう。

内容を詳しく知らなくても良いので「不退去罪」「事実の不告知」「再勧誘の禁止」の言葉だけでも覚えておけば必ず役に立ちます。

本当に相手が詐欺なら「面倒な相手だから止めとこう」と思わせる事が大切です。

一度被害に遭うと何回も来ますので、一人で悩まないよう日頃から相談できる環境を作る事も大切ですね。

この記事を書いたひと

一丁目のウサギ

神橋小学校・六角橋中学卒業で、ほぼずっと神奈川区にいるサラリーマンです。
ちょっと心配性な所を防災活動に活かして行きたいと思いますので宜しくお願い致します

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です