知っている人も知らない人も町内会を知ってみよう!「自治体の補助について」編
こんにちは!
1丁目のうさぎですが、今回は「自治体の補助」について書いてみたいと思います。
皆さんが生活して行く上で「これがあったらいいな」と思いつつ、個人では購入不可能だったり値段や法的な問題で諦めたり・・・
そんな中で実際にチャレンジして成功&失敗した例をご紹介します。
①防犯カメラ(断念)
これは不審者や空き巣・オレオレ詐欺・放火・不法投棄対策など幅広い対象に効果があります。
電柱などの公共設置物に設置する場合でも行政から補助が出ますが、完了するまでには長い長い道のりが待っていました(苦笑)
簡単に書きますと
①住民全員の合意を得る
②設置場所の許可(NTTや東京電力)
③複数の業者に見積もり
④申請書を作成・提出
⑤審査結果を待つ
⑥OKなら設置に向けてスタート・NGなら修了
⑦住民向けの規約を作り、設置後の管理・維持に努める・・・
となりますが、とにかく①②③④⑦が大変です。
特に②では設置可能かの調査後に「電柱共架」と言う申し込みをして、月額の電気料金も支払わなくてはなりません。
と言う訳であまりにも大変なので、私の町内会では畑でイノシシとかを撮る乾電池式のセンサーカメラ(獣害対策用)を買いました。
ネットで8,000円程で入手できますが、上記の労力を考えればはるかにお手軽です。
「あればいいのに何で付けないの?」と思われている方は是非参考にして下さい。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/bohan/camera/kamera2.html
②感震ブレーカー(断念)
これは震度5以上で作動して強制的にブレーカーを遮断する機器です。
単純なヒモ+重り(けん玉みたいな物)から電子制御のハイテクな物まで様々ですが、価格も2,000~数万円とピンキリです。
これも補助が出て(地区限定なので要確認)「大地震→家が倒壊&停電→電気が復旧したら漏電や引火で大火災」を回避する重要なアイテムですが、重要性がイマイチ理解されていないので設置率が低迷しています。
本来は対象エリア全世帯で一括購入&設置が好ましいですが、個人でも補助が出るケースがありますので興味がある方は参考にして下さい。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/wagaya/jishin/sonae/kanshin.html
③ゴミ籠設置(実施)
これは良く見かける「カ〇スいけいけ」みたいな網のカゴです。
道路状況等で無理なケースもありますが、可能な限り設置するのが好ましいと感じます。
ただし設置したら余計悪化する可能性や(指定日以外に平気で投棄されたりする)、1台あたり3~4万円と結構高額な上に補助は無いので、町内会や組・班での綿密な意見調整が不可欠です。
中には金銭的な負担を嫌がる方もいますが、毎回カラスに食い散らかされて掃除するストレスを考えれば損はありません。
ネットで1万円程で安く購入出来る物もありますが、場合によっては一時的に貸してくれる可能性もあるのでこちらも参考にして下さい。
https://qa.city.yokohama.lg.jp/search-detail/805/
以上、ここ1年間で町内会でチャレンジした事をご紹介しました。
これらのような機器や設備を充実させるのも必要ですが、まずは何を決めるにも気軽に意見を出し合える良好な人間関係が一番大切かも知れませんね。
この記事を書いたひと
一丁目のウサギ
神橋小学校・六角橋中学卒業で、ほぼずっと神奈川区にいるサラリーマンです。
ちょっと心配性な所を防災活動に活かして行きたいと思いますので宜しくお願い致します