知っている人も知らない人も町内会を知ってみよう!【民生委員編】
こんにちは!
1丁目のうさぎですが、今回は「町内会の仕事」について書いてみたいと思います。
皆さん〇〇町や☆☆会など何らかの自治会(町内会)に入られていると思いますが、実際に動いてる役員&組長さんは何をしているのかと言うと・・・
例えば時間の経過で見ると
4-5月 決算報告&予算作成・町会費の集金
6-8月 区役所へ活動推進費・補助金申請
9-10月 防災訓練・各種イベント実施
11-1月 火災予防啓発・年末年始の親睦会等(現在はコロナの為に自粛中)
2-3月 次期役員選出・引継ぎ等
ですが、これと別に通年業務として
回覧板の原稿作成や掲示板管理、ゴミや騒音トラブル・防犯対策、各種委員会や防災拠点・連合会議への参加など多岐に渡ります。
もちろん出来る限り分担しますが、どうしても「頼みやすい人」「すぐに動いてくれる人」に負担が偏りがちなのではないでしょうか(汗)
特に区役所関連は平日とかに出向く事が多いので、遠方に通勤されている方には難しいと思います。
そんな中「縁の下の力持ち」として活躍されているのが「民生委員」です!
民生委員は、民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。給与の支給はなく(無報酬)、ボランティアとして活動しています(任期は3年、再任可)。また、民生委員は児童福祉法に定める児童委員を兼ねることとされています。
全国民生委員児童委員連合会HPより
民生委員・児童委員は、人格識見高く、広く地域の実情に通じ、社会福祉の増進に熱意のある人など、民生委員法に定める要件を満たす人が委嘱されます。市町村ごとに設置される民生委員推薦会による選考等、公正な手続きを経て推薦、委嘱がなされています。
民生委員・児童委員は、自らも地域住民の一員として、それぞれが担当する区域において、住民の生活上のさまざまな相談に応じ、行政をはじめ適切な支援やサービスへの「つなぎ役」としての役割を果たすとともに、高齢者や障がい者世帯の見守りや安否確認などにも重要な役割を果たしています。
それぞれの市町村にあって担当区域を持たず、区域担当の民生委員・児童委員と連携しながら子育ての支援や児童健全育成活動などに取り組んでいます。
私もやった事はないのですが、担当エリアでご高齢で一人暮らしの方などを担当(多い人は30人以上とか)して、月に1回は訪問して健康状態を確認したり悩み事を聞いたりと、極めて重要な役割なのです。
民生委員さんはご自身の予定を調整しながら訪問しますが、こんなコロナの時期だと余計に人と疎遠になる為に一層頼りにされています。
しかしこれだけハードな内容なのに事実上ボランティアですので、どうしても任期満了後の引継ぎや後任探しに苦労しがちなのが現実です。
少しでも負担を軽減できるように、私達も隣近所や同じ組・班の方だけでも気に掛けて協力したいですね。
役員や民生委員のより詳しい内容に興味のある方は、ご自身の所属する町内会の組長さんなどを通じて是非質問してみて下さい。
今は様々な分野で「成り手不足」ですので、いつか時間が出来た時にスムーズに参加できるよう情報収集だけしても損はないと思いますよ。
より詳しい民生委員については、下記リンクをみてください。
分かりやすく説明してくれていますよ。
この記事を書いたひと
一丁目のウサギ
神橋小学校・六角橋中学卒業で、ほぼずっと神奈川区にいるサラリーマンです。
ちょっと心配性な所を防災活動に活かして行きたいと思いますので宜しくお願い致します