就職でもない進学でもない福祉サービス「福祉型専攻科」事業所説明会に参加してみませんか？

高校を卒業したあと、「進学でもなく、すぐに就職でもない」もうひとつの選択肢があることをご存じですか？

それが、「福祉型専攻科（ふくしがたせんこうか）」と呼ばれる新しい学びの場です。

これは、知的・発達・精神などに障害のある若者が、高校卒業後も「もう少し準備をしてから社会に出たい」「自立に向けて生活の力をつけたい」という思いに応えるための基本4年間の支援プログラムです。

前半の2年間では、料理や掃除などの生活スキル、通勤の練習、人との関わり方など、日々の暮らしを一人でこなしていくための力を身につけます。

後半の2年では、実際に働くことを見すえながら、職場体験や就労トレーニングを受けることができます。

いきなり「社会に出て働く」のが不安な人や、自分に合った仕事や生活のスタイルを見つけたい人にとっては、とても大事な“助走期間”になります。

制度としては、学校ではなく、福祉サービスのひとつとして運営されているところが多く、地域のNPO法人や支援事業所などが取り組んでいます。

少しずつ、全国各地にこの「福祉型専攻科」のような学びの場が増えてきています。

※これは、かんだいじナビが福祉型専攻科について調べまとめた内容です。QUESTさんの活動内容ではありません。