<今年は 関東大震災から100年 >南神大寺小学校地域防災拠点にて防災訓練が行われますよ!

関東大震災から100年

こんにちは!

ご無沙汰しております、1丁目のうさぎです。

今年は、 関東大震災から100年 という事もあり、皆様にも大切な事をお伝えして参ります。

地震に対する備え…

さて

地震が来る来ると言われながらなかなか来ない・・・

備蓄した水や食糧の入替も何度かやったが面倒になってきた・・・

など、そろそろ地震対策に飽きてきた人も多いと思います(笑)

そこで今回は大震災時に「実際に起き得るのに報道されない事実」をお伝えして、日頃の準備で不足している物事を補えるよう啓発できたらと思います。

実際に起き得ること…

現実①・・・救援はほとんど来れない

これは具体的に何の事か理解に苦しむと思いますが、具体的には「ほぼ全ての救援」の事です。

例えば消防・救急・警察・自衛隊など公的な救援は、M7または震度7クラスで街全体が崩壊している時は個人的な救助要請にはまず応えられません。

混乱している組織自体の再編・稼動できる人数不足問題・移動運搬する道路や港湾施設などの破損状況を想定すれば当然の事なのです。

とにかくまず「自分が無事であるよう備える」のが絶対的に必要です。

現実②・・・避難所に行っても疲弊するだけ

横浜市では震度5強以上で公立小中学校が地域防災拠点としての避難所になりますが、震度7クラスの際は開設すら不可能の可能性が高いと思って下さい。

なぜなら避難所を運営するメンバーは同じ被災住民の自主運営だからです。

全員が自宅や会社・家族等に何らかのダメージを負っていますので、それを放置して自己犠牲を伴いながら運営し続ける事ができる人などいないのです。

最悪の場合は何の備えもしていない人の密集エリアとして混乱を極め、多くのストレスや諸問題が発生するでしょう。

現実③・・・被災状況や復旧の差で軋轢が生まれる

簡単に言えばひがみや被害妄想から生まれる対人トラブルです。

電気や水などのインフラ復旧に差が出れば、遅れている地域の住民からは一層強い不満が生まれ、復旧済みの住民への嫉妬感情が生まれます(特に救援物資の配布時とかに)

これは人間である以上当然の事なのです。

さらに言えば被災後の生活環境は周りが良き友人や頼れる親戚ばかりではありません、時には見知らぬ自分勝手・傲慢な人とも接して行かなくてはならない覚悟も必要です。

ここまで非常に嫌な事ばかり書きましたが、逆に言えばこれらを想定していれば

自分に不足していた取るべき新たな対策が思いつく

実際の大震災時に受ける想定外な精神的ダメージを軽減できる

などのメリットがあります。

ただし復旧までの道のりは極めて険しく長期間になる事も覚悟しておいて下さい。

あてにしている人はまず自分の住環境・家族・会社・友人などを守り、奇跡的に被害が軽微かつ時間が充当できる人が共助に参加できます。そんな人が一体どれだけいるのでしょうか?

そう考えればまず自分の備蓄を再確認し、1日または1時間でも長く自宅で対応できる準備を怠らない事。

嫌な未来の現実から逃げない、それが最も大切な災害対策なのです。

防災訓練が行われますよ!

10/1(日)、南神大寺小学校地域防災拠点にて防災訓練が行われます。

開催時間は、10:00〜12:00

場所は、南神大寺小学校体育館

雨天決行

どなたでも参加できます!
※スリッパだけお持ちください。

この記事を書いたひと

一丁目のウサギ

神橋小学校・六角橋中学卒業で、ほぼずっと神奈川区にいるサラリーマンです。
ちょっと心配性な所を防災活動に活かして行きたいと思いますので宜しくお願い致します

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