神奈川区地域づくり大学校【第2講】を受講してきました!

日に日に寒さが増していますが、皆さんお風邪などひかれてないですか?

依然としてコロナウィルスが猛威を奮っていますので、体調管理には十分気をつけてくださいね。

さて、先月始まりました「神奈川区地域づくり大学校」の第2講に参加してきました。

改めて「神奈川区地域づくり大学校」とはどんな内容なのか簡単に説明すると、

市民が力を寄せ合い、自治の力を高めていくための講座です。

そして、今回が6回目の開催。

さらに今年は特別編で【未来形でこれからの地域づくりのことを語り、学び合う講座】となっています。

前回は、

①、福祉の観点から「コロナ禍における地域活動の現状」

②、コロナ禍の現状を含め「これからの未来に向けた地域のありかた」

以上2点を、参加者同士で話し合いました。

では、今回のテーマは何かと言いますと

「このままでは終わらない!地域の中で変わるもの変わらないものを見つめ直す」とのこと。

「変化」を意識した話です。

「変化」は、苦手な人には避けたい事柄ですが得意な人はどんどん進めたい事柄です。

インターネットが進化するとともに、地域の希薄化や核家族化も進み、地域の賑やかさが失われてきています。

それを、人生の先輩方は「昔はよかった」と言い。

若者は「自由だから良い」と言ったりします。

今まさに私たちは変化の中にいるんですね。

しかし、苦手な人にとっても得意な人にとっても「変化」の目的は意外と同じだったりします。

この「神奈川区地域づくり大学校」参加者の年齢は実に様々ですが、「町(地域)を住みやすくしたい」という共通の目的があるんだなぁと実感しています。

今回の講師は、

神奈川区地域子育て支援拠点「かなーちえ」施設長の塚原さん。

地域のネットワークを育み、人、地域グループ、まち、施設、企業、行政などあらゆるところと手をつなぎ、対話の場づくりをされている方です。

 講義はプロジェクターを利用して、地域における問題解決の方法を説明してくださいました。

内容は、

問題・課題をまんじゅうの「あん」、手段・工夫・協力者などをまわりの「皮」と喩え、はじめは大きな「あん」でも少しづつ「皮」を大きくすることで相対的に「あん」が小さくなるといった【まんじゅう理論】を教えていただきました。

問題・課題自体が小さくなるのではなく、少しづつ周りを大きくすることで問題・課題が相対的に小さくなり、気がついたら解決できていた、乗り越えられる問題規模になっていた、といった考え方は、心理的に負担が少なく良い考え方だなと感じました。

その皮の厚みが増やることは、関わる人が増えるってことでもあります。

しかしそこには、「どうやって関わってもらう人を増やすのか」を考えなければなりません。

塚原さんは、人に何かをお願いするときは「小さなことを分かりやすくお願いする」ことが大切であると話されました。

そうすることで自然と協力者が増え「ゆるいつながりから始める」ことができるそうです。

なるほど( ̄ー ̄)b

塚原さんは、いろいろな事例を含めてお話ししてくださいましたが、私が感じた塚原さんの講義のメインは…

「参加者同士をつなぐ」というものだったように感じます。

塚原さんは、「まだ話したことのない人、最低でも5人以上と話をしてください」と言いました。

(-_-;)…

前回お話ししたように、自己紹介が苦手な私…

はじめに話した通り、様々な年齢の方が約30名参加している「神奈川区地域づくり大学校」

たしかにまだお話ししたことない方が、多くいらっしゃいます。

参加者は「町(地域)を住みやすくしたい」 と言う共通目的があります。

であるならば、まずは参加者同士がつながる事がはじめの一歩。

「初めまして、よろしくお願いします」

がんばりました…

緊張がほぐれ、皆さんと地域を良くしたいという気持ちを共有できました(^_^)

塚原さん、ありがとうございました。

次にお話ししてくださったのは、この「神奈川区地域づくり大学校」主催でもある

認定NPO法人 市民セクターよこはま 理事・事務局長の吉原さん。

テーマは「コロナ禍における地域づくりの5つのステップ」

コロナ禍の今、地域活動に求められる変化とは何かを考えるものでした。

ここでも出てきました「変化」の2文字。

ここでは、コロナ禍をきっかけに変化せざるをえないものがある。

一方、大切な変わらないもの、変えてはいけないものがある。

両側面を話し合いました。

そして、「フォアキャスティングとバックキャスティングについて」もお話ししてくださいました。

すでにこの方法を取り込んでいる企業や、無意識に行っている人も多くご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、計画を立てる時の手段のお話です。

こちらは別の記事にて改めて説明させていただきますね^^

吉原さんは塚原さんと同様に、役割(お願いごと)を小割りにし現役世代を巻き込んでいくといった内容を話してくださいました。

講義資料の中に、ちょっと目を引かれた箇所がありました。

活動のアクションを始めるときは、地域の中で順番を間違えないようにしながら根回しをする。という一文でした。

これは、仕事上経験されている方が多いと思います。

やっぱり、地域活動にもこれは重要なんですね。

まさに変化しない部分ですね。

しかし、地域というのは古くから守ってきた方々がいるから今があると言えることが多くあります。

なので、この無変化は敬意の現れですね。

変化を求める人が忘れてはならない部分かもしれません。

大切なことに気づかせてくださいました。

吉原さん、ありがとうございました。


講義の最後に「今回の講義で大切だと感じた事」を各グループ毎の意見発表がありました。

そこでは、様々な意見がありましたが、「町(地域)を住みやすくしたい」といった目的は共通していました。

これは、完全に私の主観ですが…

発表された意見は大きく2種類に分かれていたように感じます。

その2つとは、

【地域活動に参加させたい側】と【地域活動をはじめたい側】です。

大半が【地域活動に参加させたい側】の意見であったように感じました。

これをどう捉えるかは、人それぞれ違うと思います。

【次の担い手問題】に課題が多いのを肌で感じた気がしています。

参加者の皆さんが真剣に考えていらっしゃる姿は、素敵でした♪

次講も楽しみだなぁ

ではでは。

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