若手師範が教える、モダンな日本舞踊教室『桜雅』の魅力に迫ります
皆さん、こんにちは。
突然ですが、日本の文化と言えば何を思い浮かべますか?
お寿司や焼肉、ラーメン、天ぷらといった食べ物類。
花見や祭り、初詣といった行事類。
着物や浴衣などの衣服類など、いろいろ思い浮かぶと思いますが、日本の伝統的芸能である『日本舞踊』をご存知ですか。
日本舞踊と聞けば、「敷居が高そう」「難しそう」「師弟関係が厳しそう」「お稽古の費用が高そう」といったイメージが思い浮かぶかもしれません。
今回は、そのどれにも当てはまらない、モダナイズされた日本舞踊の教室、『桜雅(さくらみやび)』をご紹介します。
若手師範による、その人その人の可能性を引き出してくれる新しい舞踊のカタチは、子育てを終えた世代のみならず、子育て中の方も、ジュニアもシニアも、広くおすすめです。
桜雅について
日本舞踊
そもそも日本舞踊とはなにか、、、
恥ずかしながら、今まで日本舞踊というものに触れてこなかったので、ここはGoogle先生の出番。(最近ではAI先生でもいいかもしれませんね)
日本舞踊は歌舞伎舞踊の技法を基本とした舞踊です。男性だけの歌舞伎から派生し、女性による舞踊が加わったことが大きな特色です。お稽古事としても普及し、日本の伝統文化を支えてきました。
踊りと舞としぐさ、これらの三つの要素を持つのが日本舞踊です。踊りは拍子にのるリズム的な要素が強く、舞はやわらかく、表現を内にこめることが基本となっています。
近代に入り日本舞踊は歌舞伎から独立し、プロの日本舞踊家が多数生まれて活躍。多くの人を魅了し、伝統芸能の一大潮流を築きました。時を経て道を究め、芸術の域まで洗練された伝統芸能の真髄とも言えるでしょう。
外部サイト
ふむふむ。
なかなか一言では言い表せませんが、
- 歌舞伎が母胎になった芸能のひとつ
- 拍子にのるリズム的要素の踊り、やわらかく表現を内にこめる舞、が合わさったJapanese dance
といったところでしょうか。。。(少し乱暴ですみません)
古今の邦楽から洋楽まで、多彩な楽曲で踊れるのが『桜雅』
日本舞踊について、少し理解ができたところですが、今回ご紹介する『桜雅』では、それら伝統を踏襲しつつも新しいカタチの日本舞踊を提唱しています。
ずばり、古典曲に合わせて踊るのだけではなく、今風の音楽でも踊れる教室になっています。
言葉で伝えようとしても伝わりきらない部分もあるかと思いますので、まずは教室の動画をご覧ください。
(この他にも多ジャンルの動画が配信されておりますよ)
この動画を見て、「面白そう!」「最近の曲!」「日本舞踊のイメージが良い意味で変わった!」
など、それぞれだと思いますが、日本舞踊の要素を取り入れながらどんな楽曲でも踊れる教室が「桜雅」の特徴です。
多様な表現機会
お稽古の成果を発表・表現する場も新しいカタチを採用している桜雅。
普通であれば、舞踊を演じるのは舞台とのこと。
しかし、舞台に出演するためには安くない費用が必要だそう。
なんとか費用を抑えて、お稽古を頑張ったお弟子さんたちの表現の場を作りたい、
と考えた代表が思いついたのは、先ほどの動画や地域のお祭り、福祉施設での出演だそう。
お弟子さんの晴れ舞台を創るだけでなく、地域貢献にもつながっています。
もちろん、舞台に出演することも可能なので、意向に合わせた出演機会を後押ししてくれますよ♪
教室の様子は?
そんな新しいカタチの日本舞踊教室『桜雅』は、私たち神大寺、片倉エリアの方も通いやすい場所にあります。
片倉町駅からのアクセスは36番線にのり、「神明社入口」で下車。(約10分の乗車)
そこから歩いて徒歩3分程の場所にあります。
プライバシーの関係で、詳しい住所は記載できませんので、気になる方は是非こちら(外部サイト)から問い合わせてみてくださいね。
お稽古は、「個人稽古」「お子様・親子稽古」「団体稽古」から選べて、通う頻度や、オンライン対応も可能であったりと、個人の事情に合わせて通いやすい形態。
費用についても、続けやすい料金になっていますので、一度公式サイト(外部サイト)を覗いてみてくださいね。
基本的なプランでいくと「個人稽古」が多いようです。
お稽古の様子を拝見させてもらいましたが、マンツーマンで師範から手厚く教えてもらるのは、とても魅力的だと感じました。
お稽古場の隣には、談話スペースも用意されています。
休憩時間などに他のお弟子さんらと談笑するなども可能です。
マンツーマン指導を採用しているものの、隣ではこのようなコミュニティゾーンもあって、アットホームな雰囲気があります。
子育て世代のお弟子さんなんかは、情報交換する場として活用していると教えてくれました。
お稽古もそうですが、このコミュニティが居心地がよく、早めに教室に来たり、お稽古後もここで時間を過ごす方も多いようですよ。
そんなアットホームな教室のモットーは「個人のやりたい事を否定しない」だそう。
だからこそ、個々人が踊りたい楽曲を選んでお稽古ができ、スキルや希望に沿って出演の機会を提供してきているのだと感じました。
お弟子さんの体験談
さて、ここまで、教室の特徴をお伝えしてきましたが、実際に通っているお弟子さん達にこの教室の魅力や、身についたことなどを伺ってみました。
私は「着物を着てみたい」と思ってこの教室に入りました。着物の着方も、いちから丁寧に教えてくれ、すぐに自分で着れるようになりました。今では自分の着物を仕立てる勉強をしていますよ。
私は「興味本位」でこの教室に通うようになりました。今ではお稽古のたびに着物を着れるのが楽しくて仕方なくなっています。お化粧の仕方も学べ、自分自身とても明るくなったのを感じます!
私は「SNSで今風な舞踊を見て、自分も踊ってみたい」と思い、この教室に入りました。着物や浴衣もなにもありませんでしたが、大手量販店のものやフリマで安く揃えてもいいとのことだったので、初期費用も抑えれました。暦は長くないですが、普段の姿勢や所作がきれいになったのを実感します!
みなさん、入るモチベーションや暦はそれぞれですが、この教室で学ぶこと、変化を実感することが多いようですね!
体験してみた
ここまでいろいろとお話しを伺い、教室の魅力が伝わったところで、実際に私が身をもって舞踊を体験してみました。
今回体験したのは、これからの季節に活用するであろう盆踊りの「個人稽古」と、私のような赤ちゃん連れでも可能な「親子稽古」です。
「個人稽古」は、まず準備運動から。
舞踊は重心を低くおくのが基本なのですが、思った以上にインナーマッスルを使うので、これだけでもトレーニング。
十分に準備運動をしてから、夏に人気の「盆ギリ恋歌の桜雅バージョン」を指導してもらいました。
振り付け自体は簡単ですが、その所作はしなさかさを求められたり、ステップを求められたりして、各所に日本舞踊らしさが感じられましたよ!
その後は「親子稽古」。
扇子の持ち方やお礼の作法について、下の子ちゃんをだっこ紐の中に入れながら教えてもらいました。
赤ちゃんとはいえ、何キロもある幼児をかかえているので、ひとつひとつの動作はかなりハードでしたよ(^_^;)
シェイプアップにもいいかもしれません。
代表者について
この教室の代表者であり師範の、藤寿々 舞(ふじすず まい)さんは、幼少期から日本舞踊と共に成長してきたそう。
聞けば、日本舞踊の教室をもつ若手は少なくなってきているようです。
そんな若き代表者に日本舞踊に対する想いや教室に込める気持ちを聞いてみました。
日本舞踊といえば古き良き日本の踊りだと思いますが、そこへ今風な楽曲を取り入れる背景はなにですか?
はい。日本舞踊は良くも悪くもお堅いイメージがあります。そうした雰囲気を重んじる教室も多くありますが、私は幼少期から日本舞踊に触れてきて、もう少し舞踊自体をみなさんが取り組みやすいカタチにしていきたんです。
つまり、日本舞踊に興味をもってもらうきっかけとして、今風な楽曲を取り入れたり、その舞踊をSNSへ発信したりしているのですね。
その通りです。それだけではなく、他ジャンルの表現者とのコラボレーションも積極的に行っており、新たな日本舞踊のカタチを模索し続けています。
単純に楽曲を今風にするだけでなく、その他の可能性についても模索し続けているんですね!
最近だと、どのような表現者とコラボしましたか?
はい、最近だとアルゼンチンタンゴの踊り手とコラボをさせていただきました。諸外国がルーツの踊りをしている方とコラボすることで、新たな気づきや外国の方に向けての文化発信にも繋がると考えています。
まさかの和洋のコラボは想像以上でした。
確かに、みなさんが参加しやすい日本舞踊にするのも重要ですし、それと並行して多方面に広めていく活動も重要ですね!
このように、小さい時から日本舞踊に触れる環境があったからこそ、その将来や可能性について、熱い想いをお持ちのお方でした。
インタビューの最後に、夢を尋ねると、
【武道館を埋めれるぐらい日本舞踊が一般的になることです】
と、愚直に日本舞踊の魅力を高めていこうと考えておられましたよ。
常に新しい日本舞踊のカタチを作り続けている『桜雅』。
少しでも気になった方は、連絡をとってみてください。
日本舞踊教室 桜雅
この記事を書いたひと
二児のパパ
地元香川の田舎から、大都会横浜(神大寺)へ越してきてはや数年。仕事と育児の忙しなく過ぎていく日々の中でも、地域の皆様に役立つ情報を発信したいと思い、活動しています!