六角橋商店街の「沼」!?あけ/たてさんにお邪魔しました!
皆さん、こんにちは!梅雨のじめっとした空気を感じてついつい家でゴロゴロしたい…(7月に執筆したものです)
そう思う「こーねこ」です🐈
この度は、そんなじめっとした空気を吹き飛ばすべく、私がお気に入りの雑貨屋さん「switch box あけ/たて」さんにお邪魔しました!
展示のイベントが二階の貸しスペースで行われており、お忙しい中取材にも応じていただきました。
あけ/たてさんありがとうございます!
あけ/たてさんとは
あけ/たてさんは12年前に今の店主の娘さんが始めたお店です。
「switch box あけ/たて」というお店の名前も娘さんが決めたもので、switch box は「気持ちのonとoff」だったり、あけ/たては窓を開けたり閉めたりして「新しい風を入れる」ような意味で名付けられたそうです。
あけ/たてさんの驚くべきポイントは80人を超える作家の作品やハンドメイドを中心に店主が良いと思ったものを置くお店であるということです。
上の写真にある壁面の作品はすべて関わった作家さんの作品だそうです。
作家さんのハンドメイド雑貨を取り扱っていることは以前から知っておりましたが、80人という作家さんの数の多さに驚きました!
あなたも新たな世界の「沼」に
あけ/たてさんが「沼」と呼ばれるのは店内に溢れるたくさんの商品の数々から広がる世界があることです。
上の写真は文房具などを中心に置かれた棚の一部ですが、ここに写っているものだけでも格言の書かれた鉛筆やクマのカラフルな鉛筆削りといった文房具雑貨に加えて、方位磁針やライト付き拡大鏡といった今から冒険に出かけられそうなものまで勢揃いしています。
窓側の棚には色々な作家さんがつくっているインテリア雑貨から日用品、ストラップにタオルにはちみつに…
一つ視線を逸らすだけでも全く別の世界が広がっている!?
こうしてお店に来て商品を眺めているだけでも多くの作家さんの世界観や想いを感じることができてしまう。これが「沼」と呼ばれるわけなんですね!
何か欲しいものは…ん!?
なんですか!?あの猫ちゃんのマグカップは!?
ねこの名を冠するほど猫好きな私にマッチする商品を見つけました!
即決です!
なんと商品を買った際に入れてもらう袋にその場でスイッチのハンコが押されました!
店名にちなんだハンコですが、その場で押されるというのがおしゃれでかわいいですね〜。
こちらが今回購入した星羊社という横浜の本と雑貨を取り扱う会社の「猫印ミルク」というシリーズの作品だそうです。
どこかで聞いたことある語感とレトロなデザインがかわいさを引き立てております。
こちらの「猫印ミルク」シリーズ、あけ/たてさんではミニグラスもありますのでかわいいインテリアやコップをお探しの方にはおすすめです。
他にも少し値の張るものから、子ども達がお小遣いで買い物が出来るものまで魅力的な雑貨が盛りだくさんですので、ぜひ買いに来てはいかがでしょうか。
店主の稲見さんに聞いてみた!
あけ/たての店主である稲見さんにいくつか気になることを聞いてみました。
12年前のはじまりから今にかけて変わったことはありますか?また、12年経っても変わらないものはありますか?
あけ/たてとして変わった事は娘さんの結婚などを機に店主を引き継いだことと店舗が三軒坂を下った場所から今の六角橋商店街になったことです。
また、コロナ渦明けから地元で楽しむローカル感が生まれ、最近はまた外に向いてきていて日常を取り戻しつつあります。
変わらないのは、店の名前にこめられた意味です。
思い出深いエピソードを教えてください。
思い出深いエピソードはたくさんあります。
それぞれ無名だった作家さんが社会で認められて色んな雑誌やメディアに登場するのは素直に嬉しいし、今も応援しています。
ある作家さんが初めて個展をした時にフォロワーが数万人いるとは知らず、初日店に向かったら長蛇の列が見えたので新しいラーメン屋でも開店したのかしら?と思ったらうちでした。(笑)
慌てて整理券を作り、人数制限と時間制限を設けさせて頂き対応しました。絵が数時間で完売したのは言うまでもありません。
今後何か挑戦してみたいことはありますか?
6人の商店街の店主達と会社を立ち上げました。
街のお困りごとのお手伝いをするまちづくり会社「WASSHOI 六角橋」です。
商店街のお困りごとのみならず、周辺の商店や町内会、そこに来る人、一緒にまちづくりに参加する人を応援します。
あとがき
この度、取材に向かった日が丁度二階で展示のイベントを行っていた日で作家さんやそのお友達の作家さんも集まっていたため多くの方々とお話をさせていただきました。
その中で最も感じたことはやはり世界の広がりでした。
作家さん一人ひとりに想いやこだわりがあり、作品とともに歩んできた人生というものがあってそれを共有し合うこの空間は自分だけでは見ることが出来なかった景色を得られる場所であると感じました。
あけたてさんのホームページに『「あけたて」という言葉のように、ひとつの出会いからいくつかの答えや新しい出会いに繋がってゆくものがあれば最高だな、と思います。』という稲見さんの言葉があり、まさにその通りだなと実際に足を運んで体感しました。
二階の貸しスペースでは作品展示や、ワークショップ、セミナー、企画展などが定期的に行われています。私が体験したように、お買い物ついでに思わぬ作品や作家さんとの出会いもあると思います。六角橋商店街を訪れた際に前を通りがかりましたら気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
switch box あけ/たて
場所:横浜市神奈川区六角橋1-7-21
定休日:月曜、火曜、第3日曜(イベント時は除く)
HP:https://aketate.jimdofree.com/
SNS:https://www.facebook.com/aketate/
詳しい営業時間やお休みは、あけ/たてホームページをご覧ください。
この記事書いた人
こーねこ
神奈川大学ボランティア学習論での学生参加メンバー
投稿記事について
このページに掲載されている画像は、かんだいじナビ掲載用に提供していただいたものです。
外部へ転載・コピーは一切認められていません。
掲載情報は、取材時の内容となっています。現在の内容とは異なる場合がございます。
当サイトの記事は、地域住民が地域の魅力を地域住民に向け自分なり(主観的)に発信しているものです。
ライターさん目線でレポートをお楽しみください。