この地域から始まって約30年！エンターテイメントビッグバンド横濱音泉倶楽部の魅力

神奈川区を拠点に、様々な場所で素敵な音楽で聴いている人を楽しませている横濱音泉倶楽部。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私たちの地域に大変馴染みのあるビッグバンドなんです。

今回は、横濱音泉倶楽部の練習にお邪魔して色々お話を聞いてきました♬

練習場所にお邪魔しました

横濱音泉倶楽部が練習している場所は、六角橋中学校と太陽の家横濱羽沢。

今は、太陽の家横濱羽沢に集まって練習することが多いそうで、今回は太陽の家横濱羽沢にお邪魔しました。

太陽の家横濱羽沢は、地域に根ざした特別養護老人ホーム。

特養と聞くと介護施設で、外部との関わりがあまりないイメージがありますが、太陽の家さんは全く違います。

地域の方たち、入居者＆入居者家族、スタッフたちとのつながりをとっても大切にしている施設なんです。

毎年恒例の秋祭りの開催や、中丸地域交流祭などの地域のイベントにも出店参加されていて、ちょっといままでの介護施設とは異なる楽しい施設です。

なにが楽しいのかは、こちらをご覧ください。

固定概念に縛られない、地域と深く携わり入居者の喜びを作る 特別養護老人ホーム 「 太陽の家横濱羽沢 」

片倉町入口の交差点から三枚町交差点に向かい、左手の高台に見えてくる大きな建物が、太陽の家横濱羽沢です。実は、いろいろな取組みをされていてとても魅力ある施設なん…

かんだいじナビ｜日本一小さい⁉︎ローカルメディア

2023年に実施された「片倉亀のつどい」で、パフォーマンスをしていた横濱音泉倶楽部を、太陽の家横濱羽沢のスタッフが見て「入居者さんにもぜひ素敵な音楽を聞かせてほしい」と声をかけ交流が開始。

以降、施設の最上階の広いフロアを練習会場として使い始めたそうです。

地域のイベントで地域の方たちが繋がって関係が広がっていく。

地元人として嬉しいですね^^

横濱音泉倶楽部のはじまり

今回お話を聞かせてくださったのは、代表の清水さんと音楽監督の吉田さん。

とても優しい笑顔をお持ちのお二人。

いろいろ教えてくださいました。

まずは、横濱音泉倶楽部について簡単にご紹介。

横濱音泉倶楽部の始まりは、1996年に私たちの地元中学校のひとつである栗田谷中学校での活動からはじまったそうです。

当時の吹奏楽部の顧問の先生から清水さんに話があり、一緒に子どもたちと練習することになったそうです。

ちなみに清水さんは、プロのミュージシャンとして、山口智充、ドリカムなどのライヴ･サポートや、嵐、SMAP、TOKIO、関ジャニ∞、aiko、ナオト･インティライミなどのアーティストのアルバム、TV-CMやドラマ･映画音楽などに多数参加してきた方。

そんな清水さんは、音楽仲間と一緒に学生たちの音楽指導や補助活動を開始。

そして翌年の1997年の神奈川区民まつりにて、ジャズを主としたバンド演奏を中高生と社会人が一緒に行うことを目的に横濱音泉倶楽部（旧名称：横濱コロポックル）を結成しました。

その後、栗田谷中学校だけでなく六角橋中学校の吹奏楽部でも音楽指導にかかわるようになり、たくさんの学生たちの成長を見守ってきたそうです。

栗中、六中の吹奏楽部にいた方は記憶があるのではないですか？

吹奏楽部でなくても、六角橋中学校のコミュニティハウスで練習している姿を見たこと・聞いたことある方もいることでしょう。

実は、横濱音泉倶楽部のメンバーには、当時学生として音楽指導を受けていた栗中＆六中の生徒さんも参加しているんだそうです。

当時学生だった子が大人になり、メンバーになり、一緒に母校で音楽指導に関わる。

そんなことが起きているんですね。

地元と密接な繋がりのある横濱音泉倶楽部。

結成当時は、学校訪問や学校行事への参加が主な活動でしたが、社会人や音楽業界に携わる人の参加により、教育活動以外の地域振興活動やボランティア活動、福祉活動にも積極的に参加し、現在は幅広い演奏活動を行っています。

エンターテイメントビッグバンド

横濱音泉倶楽部は、サックスやトランペットなどの吹奏楽器が多いですが、吹奏楽団というわけではありません。

というのも、倶楽部の特長を聞いていたら「私たちはエンターテイメントビッグバンドなんです」と吉田さんが話をしてくださいました。

横濱音泉倶楽部は、聴いてくれている人が楽しくなることを意識して演奏しているそうです。

弾く側が、「上手に綺麗に弾く」、「自分たちの演奏を聴いてもらう」そういう演奏披露会ではなく、あくまでも聴く側の人が楽しくなるように演奏する。

それがエンターテイメントとつく理由。

メンバーは、既存のフォーマットにとらわれない清新なスタイルでビッグバンドを楽しんでいて、エンターテインメント性溢れるステージは、「音泉ワールド」と呼ばれているんだとか。

音泉倶楽部の演奏は、癒されたり、活力の源になったりと、まるでテーマパークのような「音泉ワールド」。

音の泉の世界

実際の温泉に入るつもりで楽めちゃいそうですね。

ビッグバンドの練習に圧巻

お話を聞いている先の部屋からは、メンバーの練習の音が聞こえてきます。

ちょっと練習風景を見学させていただいちゃいました。

時間は18：30過ぎ。

メンバーは、学生〜60代と幅広く、それぞれ仕事や用事を済ませて集まっています。

なんでも千葉から来ている方もいるそうです。

実は、プロの演奏家もいます。

過去には、音泉倶楽部からプロになった方や、あの「D」からはじまる世界的に有名なテーマパークで演奏するようになった方もいるんだとか。

練習といえど、みなさん真剣。

迫力満点の生演奏を目の前にし、エンターテイメントを楽しんじゃいました^^。

この楽しいパフォーマンスを、ぜひ皆さんにも聞いて欲しいなぁと思っていたところ、倶楽部の方からグッドタイミングで情報をいただきました！

横濱音泉倶楽部の生演奏をたっぷり楽しめるフェスが開催されるそうです！

横濱音泉倶楽部Festival2025が開催！

横濱音泉倶楽部の迫力満点演奏が楽しめる企画が開催されます！

それは、横濱音泉倶楽部 Festival2025。

エンターテイメントビッグバンドならではの、迫力と楽しい楽曲プログラム。

生演奏の迫力だけでなく、聞いていて楽しくなる内容となっているそうですよ！

今年のテーマは、「LOVE・愛」。

なので、演奏される曲は、曲名にLOVEまたは愛が入っている曲のみ。

横濱音泉倶楽部からの愛がたっぷり詰まっています。

音の泉につかって時間を過ごしてください。

この地域に根ざしたビッグバンド

今回ご紹介した横濱音泉倶楽部。

地元中学の話から始まり、約30年。

当時の中学生が大人になってメンバーに加わり、地域のイベントで演奏している。

そのイベントがきっかけで、太陽の家とも関わりができ、施設内で利用者さん向けに演奏する。

この地域と深い関わりがある横濱音泉倶楽部さん。

知らなかったなぁ…

まだまだ地元には知らない人・モノ・コトの魅力がたくさんある。

今回、横濱音泉倶楽部という地域の魅力を知れて嬉しい。

この地域の魅力をもっと地元の皆さんに知ってもらいたい。

次は、誰に会いに行こうか。

そんなこと考え始めた、帰ってきたよっしーでした。

まずは、3/9の音泉倶楽部フェスティバルにいってこようかぁ^^

ではでは〜