皆さんに是非知っておいて欲しい横浜市の地震・火災対策支援まとめ

いつもかんだいじナビをご覧いただいている皆さんに、ぜひ知っておいて欲しい横浜市の地震・火災対策支援の情報をお伝えします。
大きな地震が起きたあとに怖いのが「火災の広がり」。
横浜市では、火災が起きやすい木造住宅密集地を「重点対策地域」として、特に力を入れた支援を行っています。
実は、この重点対策地域には神大寺や六角橋、三ツ沢など身近なエリアも多く含まれているんです。
たとえば…
神大寺1丁目・4丁目
六角橋2丁目~6丁目
三ツ沢上町・下町・中町
など
「え、うちの町も入ってるの?」と思われた方もいるかもしれません。
このエリアに住んでいる方は、横浜市の支援制度を利用できる可能性が高いので要チェックです。
目次
重点対策地域にお住まいの方へ

家や窓を燃えにくくする工事に補助
- 窓やサッシを防火仕様に交換すると、工事費を最大100万円まで補助してくれます。
古い家を壊して、新しい家を建てるときに補助
- 古い木造住宅を壊す費用+耐火性の高い新築の費用に、合わせて最大300万円まで補助があります。
感震ブレーカー・家具固定も
- 地震の揺れで自動的に電気を止める「感震ブレーカー」は、重点地域なら器具代が全額補助。
- 高齢者世帯では、取付けまで市が支援してくれます。
重点対策地域以外でも使える支援

住宅解体費用の補助
- 古い木造住宅の除却に、一律50万円の補助。
耐震改修工事の補助
- 2000年5月以前の住宅は、耐震補強に補助が出ます。
ブロック塀の改善
- 倒壊の恐れがある塀を壊し、軽いフェンスに替える工事の補助。
崖地工事助成
- 崖や斜面がある住宅地は、崩れや落石を防ぐ工事に補助。
無料で相談できる制度も
「補助金の制度はあるけれど、どうすればいいか分からない…」という方のために、
専門家による現地相談
- 建築士が現地に来てアドバイス(耐震・耐火・敷地条件)。
法律・相続の専門相談
- 弁護士・司法書士・土地家屋調査士に無料で相談可能。
も用意されています。
申請先・詳細お問合せ先はこちら
お悩み事 | 支援メニュー概要 ※各種制度は別途要件がありますので、詳細はWebサイト又は問合せ先にご確認ください。 | お問合せ先 市外局番:045 | |
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建築物の解体・新築・改修をしたい | 延焼火災から命を守りたい | 【建築物開口部不燃化等改修事業補助】 防火性能・断熱性能の高い窓等への改修費用を補助します。(上限100万円/棟、複数回に分けて申請可) ※重点対策地域等のみ | 都市整備局防災まちづくり推進課 ☎671-3595 |
燃えにくい建築物を建築したい | 【建築物不燃化推進事業補助】 解体や耐火性の高い建物への新築工事費用をそれぞれ 上限150万円(最大300万円)まで補助します。 ※重点対策地域等のみ | ||
建築物の解体をしたい | 【住宅除却補助】 重点対策地域等以外の地域で、木造住宅の解体費用を補助します。 | 建築局建築防災課 ☎671-2943 | |
木造住宅を耐震改修したい | 【木造住宅耐震改修促進事業】 平成12年5月以前に建築され、耐震性の無い木造住宅の改修工事費用の一部を補助します。 | ||
地震時の出火を防ぎたい | 感震ブレーカーを取り付けたい | 【感震ブレーカーの設置・取付支援】 感震ブレーカー「簡易タイプ」の購入費用を全額又は一部補助し、器具を自宅に送付します。また、高齢者・障害者等のみの世帯は取付支援も行います。 | 船山株式会社 ☎ 0120-993-918 総務局地域防災課 ☎671-3456 |
家具転倒防止器具を取り付けたい | 【家具転倒防止器具の取付支援】 高齢者・障害者等のみの世帯へ、家具転倒防止器具の購入費用を全額又は一部補助し、機器の取付支援を行います。 | 株式会社アイリスプラザユニディ狛江店 ☎ 03-5438-5511 総務局地域防災課 ☎671-3456 | |
発災時スムーズに避難できるようにしたい | 危険なブロック塀を改善したい | 【ブロック塀等の改善工事費の補助】 道路等に面するブロック塀等について、①除却工事、及び②除却工事と併せて行う軽量フェンス等の新設工事費用を、①②併せて最大50万円まで補助します。 | 建築局建築防災課(事務担当) ☎671-2930 |
自宅前の狭い道路を拡幅したい | 【狭あい道路拡幅整備事業(一般型)】 「整備促進路線」に指定された道路の拡幅工事費の補助や市による舗装を実施します。 | 建築局建築防災課(狭あい道路担当) ☎671-4544 | |
建築物の安全性を確認したい | 建築物の耐火性や耐震性を確認したい | 【木造建築物安全相談事業】 木造建築物の耐火性や耐震性等の確認のため、専門家を無料派遣します。 ※重点対策地域等のみ | 都市整備局防災まちづくり推進課 ☎671-3595 |
【木造住宅耐震診断士派遣】 重点対策地域等以外の地域で、木造建築物の耐震性等の確認のため、専門家を無料派遣します。 | 建築局建築防災課(耐震事業担当) ☎671-2943 | ||
建築物の権利関係を相談したい | 相続や土地の問題を相談したい | 【専門家相談事業】 古い建築物の建替え・解体を検討する方に、相続・登記や土地の権利関係等に関するお困りごとの解消に向けて、法律や土地の専門家がアドバイスします。 | 都市整備局防災まちづくり推進課 ☎671-3595 |
発災時スムーズに避難できるようにしたい | 住宅や道路にかかる危険な崖や擁壁を工事したい | 【崖地防災対策工事助成金】 【崖地減災対策工事助成金】 住宅や道路にかかる危険な崖や擁壁の工事費用の一部を補助します。 | 建築局建築防災課(がけ防災担当) ☎671-2948 |
自分の家が対象かどうか調べるには?
「重点対策地域」かどうかは、横浜市の地図サービス「i-マッピー」で確認できます。
→ i-マッピー(横浜市地図情報システム)
住所を入力すると、自宅が重点対策地域に含まれているかが分かります。
まずは一度チェックしてみることをおすすめします。
後回しにしないように…

地震や火災は誰にとっても不安ですが、横浜市には地域やお住まいの状況に合わせた支援が整っています。
特に神奈川区は、神大寺や六角橋、三ツ沢など、多くの町が「重点対策地域」に指定されています。
「自分も対象なのかな?」と思ったら、まずは区役所や市の相談窓口に問い合わせてみましょう。
工事を始めてからでは補助を受けられない場合もあります。
早めに情報を知っておくことが、安心につながりますよ。
と、皆さんにご案内しつつ…
自分はまだ申請できていない。という現実。
まず感震ブレーカーを申請してみようかな。
「どう申請したか」の体験レポを皆さんに伝える!
それを使命にやってみます^^;
期待せずに体験レポをお待ちください。
皆さんの暮らしが少しでも良くなりますように♪
ではでは。

この記事を書いたひと
帰ってきたよっしー(中の人)
やっぱりこの町が好きなんだなぁ…やっぱり地域の魅力(想い)話を聞きたいし、それを伝えたいなぁ…
自分も投稿しようと筆を取った、帰ってきた中の人。