固定概念に縛られない、地域と深く携わり入居者の喜びを作る 特別養護老人ホーム 「 太陽の家横濱羽沢 」
目次
安心・温もり・満足を感じる施設 太陽の家横濱羽沢
以前、デイサービス 太陽の家神大寺 にて、高気圧酸素ルームのご紹介をさせていただきました。
施設の運営は、社会福祉法人ユーアイ二十一。
神奈川県下で特養・ショートステイ・デイサービス・居宅介護支援センター・地域包括支援センター・小規模多機能型居宅介護・有料老人ホームの福祉サービス・歯科事業をされている社会福祉法人です。
現在は、14の事業を運営されています。
南神大寺にある太陽の家もその一つ。
そしてこのエリアには、もうひとつ 太陽の家 があります。
それは、特別養護老人ホーム 太陽の家横濱羽沢 です。
片倉町入口の交差点から三枚町交差点に向かい、左手の高台に見えてくる大きな建物が、太陽の家横濱羽沢です。
片倉うさぎ山公園から徒歩5分ぐらいです。
普段、用がないと立ち入ることがない施設ですよね。
実は、太陽の家さんは只の介護施設ではなく、いろいろな取組みをされていてとても魅力ある施設なんです^^
なので、今回は太陽の家横濱羽沢をご紹介します!
特別養護老人ホーム 太陽の家横濱羽沢
場所:神奈川区羽沢町2-1
電話:045-442-4907
特別養護老人ホーム 太陽の家横濱羽沢
皆さんは「 特養 (特別養護老人ホーム)」と聞いて、どんな事を思い浮かべますか?
高齢者…
介護…
入居施設…
なかなか空きがない…
暗いイメージ…
自分とは無関係…
そもそも知らない…
など
さまざまなイメージがあると思います。
親族の方の入居や介護などを経験されていないと、特養などの高齢者施設は、私生活では縁遠いという方が多いと思います。
私は、過去に親族の特養に出入りした時の記憶から、上記のイメージを持っていました。
しかし、太陽の家との出会いで、そのイメージはガラッと変わりました。
笑顔溢れる施設内
特別養護老人ホームは、介護保険の「施設サービス」のひとつで、常時介護が必要で自宅で暮らすことが困難な方のための「生活の場」と言われています。
24時間体制で介護サービスが提供され、有料老人ホームよりも費用負担が少なく、期限を気にせずに滞在できることから入居希望者が多い施設です。
特養は、高齢者施設です。
若いエネルギーに溢れたイメージとは離れています…
が、太陽の家横濱羽沢は違いました。
私がお邪魔した時ももちろん、普段から太陽の家横濱羽沢には、スタッフと入居者の皆さんの笑顔が沢山溢れています。
その理由の一つが、「スタッフさんたちが楽しんで仕事をしている」という事。
そして、その楽しさは入居者の方々に向けられ、一緒に楽しまれています。
固定概念に縛られない、今までと同じ日常を過ごしてもらう
太陽の家横濱羽沢の施設内では、入居者向けに手を掛けたこだわりイベントが沢山開催されています♪
例えば…
「羽沢軒」というラーメン屋さんの出店。
好きな海鮮丼が食べれる「海鮮フェスティバル」。
心も体もあたたまる「おでん屋」が出現。
金沢カレーのゴーゴーカレーならぬ「豪★豪カレー」(責任者の方のお名前が豪さん)。
施設内をいちご農園に⁉︎施設内でも「いちご狩り」。
みんなで手作り餃子を作って食べる「はざわの餃子」。
目の前で元寿司職人の方がお寿司を握る「お寿司屋さん」。
お刺身・干物・うなぎもある!お魚移動販売車が来る「海鮮市場」。
音楽セラピストさんと一緒に歌う「音楽療法」。
施設内に手作り鳥居が出現!「誠神社」。
屋上に屋台が出現⁉︎夏まつり「屋上ビアガーデン」。
などなど…
さまざまなイベントが行われているんです。
どの企画も楽しそうですよね!
そして、太陽の家横濱羽沢がすごいのは、どれも細部までこだわっているというところ。
しかも、スタッフさんが、手作り&店員をしています^^
手作り鳥居は、なんと高さ2メートル越え。
ラーメン屋さんは、暖簾の中から岡持ちでお届けするなど、どの企画も本格的で施設の中とは思えません。
私がお邪魔した時は、こんなチラシを見つけました!
なんと!居酒屋まで出現しちゃうみたいです。
どの企画も、すごく手を掛けているのがわかります。
太陽の家 エリア統括責任者 中村豪さん(豪★豪カレーの方ですね^^)は、「通常の生活ができ難くなった高齢者の方々が、入居したからといって更に通常生活から離れてしまうような思いはして欲しくない」と仰ってました。
できるやり方を探す!
しかし、本格的な企画を実施するのは、やろうと思っても簡単にはできません。
そもそも手間がかかるし、食べる事は入居者さんの命にもつながってきます。
スタッフの負担は増え、トラブルリスクも増えます。
しかし「対策やリスク管理を行なっていれば、できる事があるよね」とスタッフ全員が一丸になって実施されているそうです。
中村さんは、
「何もしないで見守っているだけでは、自宅介護と同じ(むしろ自宅で過ごすよりできない事が多い)。
太陽の家では、自宅で過ごしているレベルで過ごしてほしい。
確かに職員の負担は増えるけれど、太陽の家の職員は負担を惜しまずに利用者さんのお世話をしています。
それは何故か
答えは、その先にスタッフの喜びがあるからです。
「介護は楽しい」「人の為に役立てていることが実感できる」「ありがとうと出会える職場」
そんな介護の魅力を広げていきたい」
とお話していました。
こんなエピソードも教えていただきました。
-魚釣り-
ある入居者様は長年釣りが趣味で毎週末楽しみにしていましたが、現在はどうにもできない状態。そこで担当の職員は、皆と協力しこの方を海にお連れし本格的な釣りを実現しました。そして釣った魚をその場でさばいて一緒に食べました。入居者様は喜んでくださり、また職員も非常に楽しんだのです。
-夜桜-
ある方は桜の季節になると、昔夜桜を見ながら仲間とお酒を呑んで季節を楽しんだことを思い出します。では実際に夜桜を見に行こうと職員の発案で実現に。最新の注意を払いながらも、静かな夜に綺麗に咲く桜を一緒に見ながら、軽いサプライズとして甘酒もご用意。大変喜んで頂きました。
-本気の居酒屋-
飲みに行きたい!そんな気持ちを溜めていた入居者の皆さんの気持ちに応えて、施設内に特設居酒屋を作ろうというプロジェクトもありました。箸袋もデザインし、室内を装飾し、職員は居酒屋のスタッフに着替えて。やるからには本気で取り組み、そして自分たちも一緒に楽しむ。
畳の香りで癒されます
事故が起きないようにただ見守る。
必要な介護をするだけ。
安全策として特別な事は何もしない。
という施設では、スタッフの方が職場を楽しく感じる事は難しいかもしれませんね。
介護施設利用者さんの安全策を講じながら、できる事をできるやり方で行う。
それが、太陽の家横濱羽沢 みんなの笑顔の理由ですね。
介護の入口「 太陽の家 ケアスクール 」
大変なイメージが先行している介護職。
介護職が減ってきている今、「介護は楽しい」と介護の魅力を伝えている太陽の家横濱羽沢。
ご家族の介護をされる方、介護職を目指す方達に向けて 介護資格取得 の後押しをはじめます!
コースは2つ。
介護職員 初任者研修
介護福祉士 実務者研修
講師は、太陽の家スタッフ。
現職の方が、より実践的で生の情報を教えてくれます。
しかも、最新設備の整った太陽の家横濱羽沢で受講できます。
この先の日本において、持っていて損は無い資格ですね。
そしてこの研修ですが、相場よりも安いそうです^^
現職が最新施設で教えてくれて、尚且つお値段が安い。
これから介護職の資格取得を考えている方にはもってこいですね。
太陽の家 ケアスクール
介護職員 初任者研修:60,500円(税込)
介護福祉士 実務者研修:36,300円〜(税込)
現在6月生を募集しています。
【お問い合わせ】
電話:045-442-4907
FAX:045-442-4906
リーフレットをダウンロードして、必要項目を記入してFAXしてください。
凄いところ盛りだくさん
歯科衛生士が常勤
太陽の家横濱羽沢の凄いところは、まだまだありました。
元々歯医者から始まった、運営母体の社会福祉法人ユーアイ二十一。
なので、太陽の家横濱羽沢には、歯科衛生士が常勤してます。
「常勤している」これもまた特養としては、珍しいことだそうですよ。
できるだけ食べ物は口から食べてほしい。
口腔ケアで、誤飲性肺炎も減る。
などの観点もあるそうです。
導入機材もすごい
見守りセンサー「バイオシルバー aams」を全床に導入
眠りの状態をリアルタイムで確認でき記録もできるセンサー。
音や振動だけを拾う単純な見守りセンサーではなく、心拍、呼吸、体動、離床などからバイタルデータを取得できる機器だそうです。
これは、利用者さんの見守り向上だけでなくスタッフの負担軽減にもなっています。
このシステムがあることで、容態急変時の対応にも役立ち、ご家族にも容態急変のお知らせがしやすくなったり、看取りに立ち会えなかった際にもログデータを見ながらどういった状態で呼吸が止まっていたのかの説明がされるようですよ。
家族会からの信用
入居者さんの家族で構成されている家族会。
家族会の方の中には、ご家族が既にお亡くなりになっている方もいらっしゃるんだとか。
ご家族の方が亡くなっても家族会として施設と関わっていらっしゃる。
これは、かなり珍しいことではないでしょうか。
施設とご家族が良い関係でいられるということは、それだけ信頼関係が作られている証拠ですよね。
働きやすい職場
職場環境が良くないと、笑顔は生まれませんよね。
常日頃から、お互いに声掛けを行い職員同士フォローし合う環境が整っている太陽の家横濱羽沢。
実は、企業主導型保育施設も併設されていて、子育て中の方が働きやすい取組みもされています。
もちろん地域の方も保育園として利用していますよ。
保活する時は、「企業型保育施設も見学すると良い」と聞いたことがあります。
令和5年4月1日で5周年!
令和5年4月1日で5周年を迎える太陽の家横濱羽沢。
4月23日には、5周年祭が開催されるようです。
今回の5周年では一般の方の参加には制限がありますが、コロナ禍以前は地域の方向けに施設の開放もあったそうです。
コロナ禍以降、新しい生活様式が定着し、第5種に分類されました。
今後は、地域の人たちと一緒に施設を使ったイベントの開催を検討されているそうです。
「この施設は、地域のモノだよって感じて欲しい」
「気軽に出入りしてほしい」
と、太陽の家 エリア統括責任者 中村さんは言います。
どんなイベントが開催されていくのかとっても楽しみですね^^
特養は、困ってから動き始める方がほとんど。
その時になって調べ始めても、あたふたしてしまいます。
そうなる前に、どこにどんな施設があってどんな制度なのか、早めに知っていることが良いですよね。
特に特養の入所は、条件があります。
今詳しくなる必要はないかもしれないけれど、さわりだけでも知っておく事をおすすめします。
横浜市特別養護老人ホームの入所申込については、こちらをご覧ください。
将来、自分がお世話になる事があったらこんな楽しい施設がいいなぁ
それこそ一緒にイベント企画とかやって、おじいちゃんが企画しました〜みたいな…
その頃は、体力自信ないなぁ^^;
まずは、今動けるうちに楽しい事いっぱいやってみよう!
と思いつつも、既に体力持たなくなってきた私です。
ではでは。
特別養護老人ホーム 太陽の家 横濱羽沢
場所:神奈川区羽沢町2-1
電話:045-442-4907
この記事を書いたひと
よっしー(神大寺ナビ初代編集長)
食べる・呑む・遊ぶが趣味。楽しい事大好き!をA面に出すが、B面にはめんどくさがりでコミュ力の低いおじさんの顔を持ち合わせている。実はITの知識は全て検索とGoogle先生頼りでここまでやってきた。ブラインドタッチもできないおじさんでも、地域をもっと便利にし多様な手段で多様な繋がりを創造したいと想像している…