【神大寺】処方箋がなくても大歓迎!地域に寄り添う「あけぼの薬局」

神大寺あけぼの薬局のみなさん

みなさんこんにちは!

神大寺・片倉エリアを日々うろうろ探検しているライターのかんたかです。

病院で処方箋をもらったときだけ行く場所になりがちな「薬局」。

ですが神大寺には、処方箋がなくてもお買い物や雑談、健康相談のためにご近所さんが、ふらっと集まる“立ち寄りスポット”のような薬局があるのをご存知ですか?

今回は、神大寺メディカルスクエア内にある「あけぼの薬局 神大寺店」さんへ取材に行ってきました!

実は取材当日、話に夢中になりすぎて録音ボタンを押し忘れてしまうという痛恨のミスをしてしまった私……(汗)。

青ざめて焦る私に、「あるあるですよ!何度でも聞いてくださいね」と優しく笑ってくださり、その一言で「きっと普段から、患者さんにもこんなふうに接しているんだろうな」と、一気に緊張がほぐれました。

そんなやり取りから始まった今回の取材。

処方箋の受付はもちろん、健康相談や地域イベントなど、暮らしに寄り添う取り組みを続ける「あけぼの薬局」。

スタッフの皆さんに、薬局の役割や地域への思いを伺いました。

一見ごく普通の薬局。だけど店内を見渡してみると…?

神大寺あけぼの薬局外観

扉を開けて中に入ると、一見するとごく一般的な雰囲気の調剤薬局です。

決してドラッグストアのような派手なポップや棚がズラリと並んでいるわけではありません。

でも、あらためて店内を見渡してみると「あれ?」と気が付きます。

実はこちらでは日用品も取り扱っており、その数なんと500〜600種類

おむつやトイレットペーパー、洗剤など、暮らしに欠かせない必需品がしっかり用意されています。

あけぼの薬局日用品販売棚

しかも!普通のドラッグストアでは見かけない「調剤薬局でしか買えない限定品」やオリジナル商品も並んでいて、見ているだけで楽しいんです。

個人的に思わず目が釘付けになってしまったのが、コラーゲンキャンディグルコサミンキャンディ

「薬局でこんなワクワクするお菓子に出会えるなんて…!」と嬉しくなってしまいました。

ここのすぐ近く、南神大寺団地には高齢の方も多くお住まいです。

「横浜駅まで出れば何でも買えるけれど、重い洗剤や大きなトイレットペーパーを遠くから抱えて帰るのは大変でしょう?」

「お薬をもらう以外にも、お散歩ついでにふらっと寄ってもらえたら」

という思いから、こうした日用品や健康にうれしい商品を厳選して置いているのだそう。

薬をもらう予定がなくても「洗剤買いに来たよ〜」「歯磨き粉買いに来たよ〜」と気軽に立ち寄れる、まさにご近所の身近な買い物スポットになっています。

「こんなことまで相談していいんですか?」そんな声にも笑顔で応える薬局。

あけぼの薬局_待合室の様子

あけぼの薬局 神大寺店には、薬剤師さんだけでなく、管理栄養士さん(1名)が常駐されています。

「管理栄養士さんに相談って、何だか身構えちゃう…」そんなイメージ、ありませんか?

実は私も、最初はそんなイメージがありました。

ところが、実際に相談内容を聞いてみると、「そんなことも聞いていいんだ!」と思うような身近な内容ばかりだったんです。

「食事制限中だけど、ラーメン博物館に行きたいの。何杯まで食べていい?」

「一日、果物はどれくらい食べていいかしら?」

そんな日常の疑問に「スープは飲まないで、小さいラーメンなら1〜2杯にしましょうか」なんて、生活に寄り添ったアドバイスを返してくれるそうです。

また、薬剤師さんへのご相談も身構えなくていいということなので、私も以前から気になっていた疑問をこの機会に思い切って聞いてみました。

「グレープフルーツって、一部のお薬と一緒に飲んではいけないって聞きますよね。あれって、どうしてなんですか?」

すると薬剤師さんが、「実は果皮に含まれる成分が、お薬を代謝(解毒)する体の働きを遅らせてしまって、薬が効きすぎてしまうことがあるんです」と、とても分かりやすく教えてくださいました。

さらに、「だから手で剥けないような皮の厚い柑橘類は気をつけてくださいね。レモンやみかんは大丈夫ですよ」とのこと。

「グレープフルーツはダメ」とだけ覚えていましたが、理由まで知ると「なるほど!」と納得。

こんな身近な疑問も気軽に聞けるのは、とても心強いなと感じました。

(※これは私が服用しているお薬について質問した内容です。飲み合わせはお薬によって異なるため、気になる方は薬剤師さんにご相談ください。)

なので、みなさんも「こんなこと聞いてもいいのかな?」と迷う必要は一切なくていいそうです。

分からないことがあれば何でも教えてくれるので、私たちにとっても本当に心強い存在です。

あ、ちなみに相談したい方は、近隣のクリニックがお休みで静かにお話しできる「水曜日の午後」が狙い目ですよ!

地域に向けたイベントと健康サポート(食育から禁煙まで!)

食育イベントの様子

また、地域の方が元気に過ごせるよう、さまざまな健康イベントも定期的に企画されています。

これまでにも、指を置くだけで野菜の摂取度がわかる「ベジチェック」や、足裏測定・歩き方アドバイス(柔道整復師さんとのコラボ!)、集会所での「目薬の点し方講座」などを開催。

取材当日も「食育イベント(キウイの栄養素クイズ)」が開催されており、私も実際に参加させていただきました。

南神大寺団地の自治会長さんをはじめ、ご近所の方々が自然と集まり、楽しそうに会話されている姿がとても印象に残りました。

薬局と地域の方々が、日頃から信頼関係を築きながらつながっていることが伝わってきて、なんだか優しい気持ちになりました。

そして、こちらの取り組みはイベントだけではありません。

入口に貼られたステッカーにもあるように、「禁煙支援薬局」や「フレイル予防薬局」の認定も受けています。

「1本でもタバコを減らしたい」「副流煙が気になる」といった相談にも親身に寄り添ってくれます。

次回イベント予告

日時: 8月19日(水)午後

内容: 補聴器測定・お耳のご相談会

この相談会、とっても本格的だそうです!

専門の取扱業者さんが、高音・低音の測定機材一式を「セットごと」薬局に持ち込んで設置。

「耳鼻科に行ってみたけれど、うまく相談できなかった」「補聴器専門店まで出向くのは少しハードルが高い…」という方でも安心。じっくり相談に乗ってくれるそうです。

ご本人からはもちろん、「実家に帰ったら親の耳が急に遠くなっていて心配」「でも本人は補聴器づくりを嫌がっていて…」というご家族からのご相談や連れ立ってのお試しも多いのだそう。お薬をもらいに来たついでに、気軽に試してみてはいかがでしょうか?

薬局まで行けなくても大丈夫。在宅訪問と地域で支え合う薬局の連携

さらに、あけぼの薬局さんは、外来だけでなく在宅医療(訪問薬剤指導)にも力を入れています。

高齢化が進む地域では、足が不自由になったり体調を崩したりして、「薬局までお薬を取りに行くのが大変」という方も少なくありません。

そんな時は、医師の往診やケアマネジャーさんからの相談をもとに、薬剤師さんがご自宅や団地を訪問し、お薬をお届けしています。

もちろん、ただ届けるだけではありません。

お薬を1回分ずつ服用時間ごとにまとめる「一包化」を行ったり、お部屋のカレンダーにセットして飲み忘れがないようにしたり、飲み残したお薬の確認や期限切れのお薬の整理まで、一人ひとりの生活に合わせてサポートしているそうです。

そして、取材の中で私が思わず「えっ、本当に?」と聞き返してしまったお話があります。

それは、近隣の薬局同士で在庫を確認し合い、足りないお薬を融通し合っているということ。

近年は医薬品の供給が不安定で、なかなか手に入らないお薬もあるそうです。

そんな時は「そちらにこのお薬の在庫はありますか?」「ありますよ。患者さんをご案内しますね」と、薬局同士で連絡を取り合っているのだとか。

「ライバルだから」という考えではなく、「目の前の患者さんに必要なお薬を届けること」が何よりも大切。

その言葉を聞いて、地域の薬局がそれぞれ競い合うのではなく、一つのチームのように支え合っていることを知りました。

患者さんのことを一番に考える。

その姿勢が、とても印象に残ったエピソードでした。

AI時代だからこそ響く。「機械じゃできない仕事をしよう」

あけぼの薬局(株式会社アイリスファーマ)のキャラクターロボくん

取材を通して感じたのは、あけぼの薬局さんが大切にしているのは、ただお薬を渡すことではなく、一人ひとりと向き合うことなのだということでした。

今、世の中ではAIや自動化が進み、「将来なくなる職業」の一つとして薬剤師が挙げられることがあります。

たしかに、これから先、機械が正確にお薬を調剤したり、仕分けしたりする場面は増えていくのかもしれません。

でも、あけぼの薬局(株式会社アイリスファーマ)さんが理念として掲げているのは、

「機械じゃできない仕事をしよう」

という言葉です。

取材中も、薬局長さんを頼って健康相談に来られる地域の方が何人もいらっしゃいました。

スタッフの皆さんも、相手のお名前を覚え、一人ひとりの目を見ながら、その方に合わせた声の大きさや話すスピードで丁寧に向き合っています。

「最近調子どう?」と声をかけること。
ちょっとした不安を話せること。
その人に合わせた言葉を選ぶこと。

こうした人と人との関わりは、機械にはできない大切な仕事です。

取材をしながら、「機械じゃできない仕事をしよう」という言葉は、決して特別なことではなく、目の前の一人ひとりと丁寧に向き合うことなんだと感じました。

薬局は、もっと身近な場所だった

あけぼ店内の様子の薬局

今回の取材で改めて気づいたのは、あけぼの薬局さんが「薬を受け取る場所」だけではなかったことです。

日用品を買ったり、健康について相談したり、何気ない会話を交わしたり。

店内にはケアプラザからのお知らせや横浜市からのお便りも置かれていて、地域の情報を知るきっかけにもなっています。

インターネットで情報を探すことが難しい方や、遠くまで出かけることが大変な方にとって、「ここに来れば相談できる」「ここに来れば情報がある」という場所が身近にあることは、とても心強いことだと感じました。

また、管理栄養士さんがお話しされていた「お薬を飲む前の“未病”の段階から健康をサポートしたい」という言葉も、とても印象的でした。

そして「処方箋がないから薬局には行けない」と思い込んでいたのは、私自身だったということ。

でも、あけぼの薬局さんは違いました。

「洗剤を買いに来たよ」

「ちょっと相談したくて来ました」

そんな理由でも笑顔で迎えてくれる、地域のみんなの身近な薬局です。

この記事を読んで、「ちょっと行ってみようかな」と思える方が一人でも増えたら、取材した私もうれしいです。

株式会社 アイリスファーマ あけぼの薬局 神大寺店

所在地: 横浜市神奈川区神大寺1-13-46 神大寺メディカルスクエア

TEL: 045-594-8189 / FAX: 045-594-8765

休日: 日・祝日

営業時間 9:00~18:00 ※ 土曜は13:00迄

おすすめの相談時間帯: 近隣クリニックがお休みの「水曜日午後」(ゆっくりお話しできます!)

公式Webサイト: あけぼの薬局 神大寺店 公式HP

かんたか

この記事を書いたひと

かんたか

美味しいものと新しいもの、人との出会いが大好き!!神大寺の素敵なお店や人の魅力を発信しながら、地域の活性化に少しでもお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いします。

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