【神大寺・片倉 まち歩き②】ふらっと立ち寄れるお寺「陽光院」へ。地域に開かれた場所を訪ねました

陽光院

こんにちは、あっきーです。

歩いて、見て、話を聞いて。

このまちにある歴史や文化、人とのつながりを、読者のみなさんと一緒に見つけていく「神大寺・片倉 まち歩き」。

第2回は、神大寺から三ツ沢方面へ歩いた高台にある曹洞宗「陽光院(ようこういん)」を訪ねました。

坂道を上っていくと目に入ってくる、印象的な青い山門。

以前からかんだいじナビでも何度かご紹介しているお寺ですが、実際に足を運んでみると、法事やお墓参りの時だけではない、地域の人たちに開かれたお寺の姿が見えてきました。

そして今回、本堂の前で目に留まったのが、被災地への義援金についてのお知らせでした。

本堂前のお賽銭を、熊本地震の被災地へ

陽光院のさい銭箱(熊本地震義援金)

2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とする大きな地震が発生しました。

熊本地震により被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

被災された地域にお住まいの方はもちろん、ご家族やご親戚、ご友人がいらっしゃる方、故郷の様子を案じている方も多くいらっしゃることと思います。

一日も早く穏やかな日常が戻ることを、心よりお祈りいたします。

そんな中、今回陽光院を訪れた際、本堂前で目に留まったのが、被災地への義援金についてのお知らせでした。

西山住職に伺うと、陽光院ではこれまでも大きな災害が起きた際、坐禅会の参加費や本堂のお賽銭などを被災地へ寄付してきたそうです。

今回も、本堂前の賽銭箱に納められたお賽銭を曹洞宗義援金として届ける予定とのこと。

ご近所の方や、お心を寄せてくださる方がいらしたら、お伝えいただければ

住職はそう穏やかに話してくださいました。

被災地に何かしたいと思っていても、「どこから、どんな形で支援したらいいだろう」と迷うこともあります。

身近なお寺を通して気持ちを届ける、そんな方法があることを、かんだいじナビからもお知らせさせていただきます。

青い門の向こうに広がる、静かな境内

陽光院外観

陽光院は、三ツ沢中町の高台に建つ曹洞宗のお寺です。

神大寺方面から向かうと途中には坂道もあり、少し頑張って歩くことになりますが、その先で迎えてくれる青い山門がとても印象的。

門をくぐると、木々に囲まれた境内が広がり、まちの中にありながら少し空気が変わったように感じます。

陽光院は約300年の歴史を持つ曹洞宗のお寺で、市営三ツ沢墓地にも隣接しています。

一方で、檀家さんだけの場所ではなく、地域の方にも気軽に足を運んでもらいたいと、さまざまな取り組みを続けています。

「見えないものを見る目を持とう」

陽光院のお言葉

境内で、もうひとつ足を止めたのが「今月のことば」。

この時掲げられていたのは、

見えないものを見る目を持とう
見えないものを知る心を持とう

という言葉でした。

坂村真民さんの詩からの言葉で、書は酒井大岳老師によるものだそうです。

目には見えないけれど、私たちの暮らしを支えてくれている誰かの存在。

人から受ける「おかげさま」や、相手を思いやる気持ち。

そんなことにも少し立ち止まって思いを巡らせたくなる言葉です。

先ほど伺った被災地への義援金のお話とも、どこか重なるように感じました。

本棚には、仏教の絵本や漫画も

陽光院の本棚

この日は、本堂の2階にあるお部屋にも通していただきました。

こちらは、法事や葬儀などの際に使われる客殿。

壁一面の本棚には、曹洞宗やお寺、仏教に関する書籍のほか、絵本や漫画なども整然と並べられていました。

難しい専門書ばかりを想像していたので、子どもでも手に取りやすそうな本が並んでいるのは、ちょっと意外な発見。

お寺や仏教というと、少し難しく感じたり、「用事がないとなかなか入りにくい」と感じたりする方もいるかもしれません。

でも、こうして実際に中を見せていただくと、もっと身近に感じられる場所なのだと思いました。

坐禅やヨガから、お寺に触れてみる

陽光院の掲示板

陽光院では、月に一度の坐禅会をはじめ、お寺ヨガ、落語、朝のおつとめ体験など、地域の方が参加できる催しも行われています。

以前かんだいじナビで西山住職にお話を伺った際にも、こうした催しについて「お寺に足を運ぶきっかけになれば」と話してくださいました。

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坐禅というと少しハードルが高そうですが、初めての方でも参加できる機会があります。

忙しい日々の中で、静かな本堂に座ったり、ゆっくり身体を動かしたり。

お寺という場所を通して、ほんの少し心を落ち着かせる時間を持ってみるのもよさそうです。

8月中にも開催がありますので、詳しい最新情報は陽光院のホームページやブログをご確認ください。

歩いてみると、身近なお寺の見え方が変わる

陽光院

今回訪ねてみて感じたのは、陽光院が「何か特別な用事がある時だけに行くお寺」ではないということでした。

被災地へ心を寄せること。

今月のことばの前で、少し立ち止まること。

坐禅やヨガに参加してみること。

ただ境内を歩き、静かな時間を過ごすこと。

お寺との関わり方は、思っていたよりずっと自由なのかもしれません。

高台へ続く坂を上った先にある、青い門。

いつも近くを通っている方も、まだ一度も入ったことがないという方も、機会があれば陽光院を訪ねてみてはいかがでしょうか。

「まち歩き」ではこれからも、実際に歩いて、見て、話を聞きながら、神大寺・片倉周辺のまだ知らない景色を見つけていきます。

次はどんな場所に出会えるでしょうか。

曹洞宗 陽光院

住所:横浜市神奈川区三ツ沢中町11-9

アクセス:
横浜市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢下町駅」3番出口より徒歩約8分
「三ツ沢上町駅」2番出口より徒歩約10分
横浜市営バス「神大寺入口」より徒歩約7分

ホームページ:https://yokoin.org/index.html

※行事や坐禅会、お寺ヨガなどの開催情報は、陽光院公式ホームページをご確認ください。

この記事を書いたひと

あっきー

神奈川区在住。22,20歳の子、夫の4人暮らし。おいしいものやたのしいことなどのオススメ情報をオススメするのが好きです。

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